2017年5月2日 更新

今さら聞けない、”こいのぼり”をあげる意味とは?

5月5日の端午の節句といえば、こいのぼり。あまりにもポピュラーな行事なので、なぜこいのぼりをあげるのか考えたことがない人も多いでしょう。今回はこいのぼりを揚げるようになった歴史と意味を解説いたします。

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こいのぼりの由来

Free photo: Mt Fuji, Gotemba, Satsuki, May - Free Image on Pixabay - 1329448 (8832)

端午の節句は、中国から入ってきた「厄払い」の行事です。中国では旧暦の5月には病気が流行ることで死亡する人が多く、同じ数字を持つ日は縁起が悪いという考えから、端午の節句には菖蒲を飾ったり、菖蒲を漬けたお酒を飲んだりして厄払いをしました。端午の節句は江戸時代には徳川幕府の重要な日になり、江戸城で将軍のお祝いをする日として知られるようになりました。将軍に男の子が生まれると5月5日に男の子のお祝いをするようになり、その際にのぼりを立てるのが風習となりました。それが武家の間で広まり、庶民にも浸透するように。庶民の中でも経済力がありながら立場的に弱かった人たちは「武家に負けてられるか」とのぼりを立てたのです。庶民は中国で信じられていた「立身出世」から鯉の滝登りをイメージし、端午の節句を祝い出うようになりました。鯉が滝を登り、龍になって天に昇ったという言われから、「子供に立派になってほしい」願いを込めるようになったのがこいのぼりのはじまりです。

こいのぼりを出す時期

Free photo: Balloon, Children'S Day, Japan - Free Image on Pixabay - 1603383 (8833)

こいのぼりを出す時期に「この日でないとダメ!」という厳密な決まりはありませんが、早いところでは3月3日の桃の節句終了後から、もしくは4月になってからが多いといわれています。お雛様と鯉のぼりを一緒に出すことに問題はありませんが、できれば先に飾っているものを片付けてから出す方が良いでしょう。こいのぼりを出すなら、気持ち良い風がある晴天の日に出すのがベター。風がないとこいのぼりが泳がず、強すぎてもこいのぼりにかかる抵抗が強く暴れてしまいます。こいのぼりをしまう時期もそれぞれです。たとえば「雛人形は早くしまわないと婚期が遅れる」といったいわれがありますが、こいのぼりにはそういったことはありません。できれば後片付けのしやすさから、湿度の低い風がある晴天の日に片付けるのが良いでしょう。こいのぼりは自宅で簡単に洗えるので、お風呂の湯船を利用して中性洗剤を少量入れた40度より少しぬるいお湯に1時間ほどつけおきをしましょう。すすぎ洗いをし、手で水気を切ったら風通しの良い日陰で乾燥させればOKです。しまう際は防虫剤を入れないでおきましょう。こいのぼりの色を溶かしてしまう可能性があるからです。

まとめ

中国から伝わる伝統が日本内に浸透し、あげられるようになったこいのぼりですがその裏には両親の愛情が込められています。こいのぼりを見かけたら、由来を思い出してみると温かい気持ちになりそうです。
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スクヨカ編集部 スクヨカ編集部