「うつ」とはどのようなことをいうのか
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「うつ」という言葉を耳にしたことはあっても、一体どのような症状のことをいうのか説明できる人はごくわずかではないでしょうか。「うつ」とは、イライラや泣きたくなるような落ち込んだ気持ちのことを指し、このような状態に陥ることは私たちが生きていくなかで生じる生理的反応ともされています。「うつ病」にかかると、この生理反応が原因となり、食欲不振や不眠になったり、さらには突然泣き出してしまったりする症状が見られ、日常生活に支障が出てきます。これは、脳内の神経伝達物質のネットワークバランスが乱れた結果起こっていることで、ホルモンがうまく機能していないことが原因です。
「うつ病」と「抑うつ病」の違いとは!?
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「うつ病」と「抑うつ病」の違いを簡単に説明すると、起こる原因が違います。一般的に「うつ病」は真面目な人に起こりやすいといわれており、仕事などを過剰に頑張りすぎて、脳がオーバーヒートを起こした結果、ホルモンがきちんと機能しなくなり「うつ病」の状態に陥ります。ですので、大抵の場合環境を変えたり、薬を服用することによって緩和されるケースが多いです。
しかし、「抑うつ病」の場合の原因は「ストレス」が原因なので、そう簡単にはいきません。なにかに対して身体が反応し「うつ」状態に陥っているので原因を取り除かない限り、生活に支障があるままなのです。
しかし、「抑うつ病」の場合の原因は「ストレス」が原因なので、そう簡単にはいきません。なにかに対して身体が反応し「うつ」状態に陥っているので原因を取り除かない限り、生活に支障があるままなのです。
「抑うつ病」患者は「うつ病」よりも多い
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「就活が上手くいかない」、「仕事が上手くいかない」、「恋愛が上手くいかない」、「育児が上手くいかない」など、これらは一般的によくある要因であり、私たちは「抑うつ病」になりやすい環境下で生活をしています。実際、心療内科や精神科で治療を受けている人の大半は「抑うつ病」だと診断されており、私たちにとって非常に身近な病気なのです。
要因にあったケアを
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「うつ病」と「抑うつ病」の線引きは非常に難しいですが、「うつ病」は脳の病気、「抑うつ病」は心理的な問題から引き起こっていると覚えておくといいかもしれません。要因を正確にとらえて、それにあった治療法やケアで「うつ」にアプローチをしていきましょう。
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