2017年1月19日 更新

高齢者のためのお薬手帳活用法!

高齢者になると病気や怪我などが多くなり、医療費の負担が増加傾向になります。健康保険には、医療費をお得に抑えられる高額療養費制度などがあり誰でも利用することが可能なのです。お薬手帳には病院で出された領収書を貼る、メモをとるなどして、こまめな医療費のチェックが大切になります。お薬手帳をうまく活用しながら、お金の出費を減らすことは不可能ではないのです。

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医療費の一部の払い戻し

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高齢者に限らず、誰にでも起こりうる突然の病気に襲われた時に知っておくと便利なのが高額療養費制度です。この制度を活用することで、高額な手術費や入院費の負担が軽くなるのです。利用できるのは健康保険に加入している人全員で、国民は何らかの公的な医療保険に加入しているのですべての国民が対象となります。70歳未満の場合には収入に合わせた5段階で支払額は変わってきます。年収が370万円以下の場合自己負担額は57,600円で、収入が一番少ない場合で自己負担額は35,400円になります。75歳以上の高齢者は後期高齢者制度の対象者ではありますが、高額医療費制度の自己負担額が変わることはありません。高額医療費はいくつかの条件を満たすことで、さらに負担額を減らすことができます。二世帯三世帯で住んでいる場合、家族の自己負担額を世帯で合算することのできる世帯合算、家族の中に複数人の病人がいる場合や、病状が重く高額な医療費が4か月以上に渡ってかかる場合には、多数該当高額医療費精度を利用することができます。

限度額適用認定書の取得

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高額療養費制度を利用しての医療費の払い戻しは、ほとんどの場合において申請作業が必要になってくるので、自分が制度の対象になっていることにも気付かず高い医療費を払ったまま放置している人も少なくありません。入院などで高額な医療費がかかることが分かっている時には、限度額適用認定書を取得する手続きをします。限度額適用認定証を病院の窓口で提出すれば、請求される医療費が高額療養費制度の自己負担額までとなり、あとから払い戻しの申請をする手間や時間もかからなくて済むのです。すでに入院している場合でも、その月に限度額適用認定証を取得して窓口に提出することができれば、その月の医療費から自己負担額の範囲内にすることができるのです。限度額適用認定証の申請方法は、加入している健康保険証で変わってくるので確認をする必要があります。国民健康保険の加入者は市区町村での申請が可能ですが、協会けんぽは協会の各都道府県の支部への申請となり、組合健保は各組合で書式が異なるため、検索をする必要があります。

医療費控除を受けるという手段

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高額な医療費の一部を取り戻す方法の1つとして、高額療養費制度の他に医療費控除があります。医療費控除というのは、高額な医療費がかかった場合、そのかかった分を所得の税金から差し引いて計算して、取りすぎている税金を返納してもらえるという制度です。医療費控除を受けるための流れは次の通りです。家族の分もまとめても良いので、昨年の医療費の領収書全ての総額の集計を行いその総額が10万円を超えているか確認をします。10万円を超えていれば医療控除の対象となり、税務署に還付申告をします。医療費を集計する際の注意点として、民間の生命保険などから支給される入院費給付金、健康保険などから支給される高額療養費、家族療養費、出産育児一時金などは差し引いて計算しなくてはいけません。還付申告は病院の領収書が手元に揃っていれば、税務署の窓口で書類の記入をすることができます。医療費控除は、申告した1から2割ぐらいの金額しか戻ってきませんが、申告しないよりはした方がお得です。

申告をスムーズに

高額療養費制度も医療控除もとても良くできた制度で、この制度を上手に使うことで医療費の負担を大きく減らすことが可能なのです。ただし、自分で申請しないといけないことから、まだまだ知らない人も多くいます。家族の中で1人でも知っておくことで、お得に医療費を少なくすることができるのです。そういった制度の手続きをスムーズに行えるように医療費の領収書の管理を、お薬手帳を活用するなどして整理をしておくと良いです。
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スクヨカ編集部 スクヨカ編集部