脂肪はなぜつくの?
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炭水化物が体内に入ると、血液中に存在するブドウ糖の量(血糖値)が上がります。血糖値が上がると、すい臓からはインシュリンが分泌されます。インシュリンは糖をエネルギーとして筋肉や臓器などに送る一方で、使われなかった分を脂肪に溜め込んでしまう性質があります。そのため、ケーキ(糖分)を食べ過ぎると、インシュリンの働きが追いつかず太ってしまうのです。これが体に脂肪がつく仕組みです。
ケーキが太りやすい理由と対策法
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ケーキが太りやすいとされるいちばんの理由は、その炭水化物の量にあります。スポンジのおもな材料は小麦粉ですが、スポンジの外側を覆うホイップクリームにも大量の砂糖が使われています。小麦粉も砂糖もどちらも炭水化物であり、ケーキを口にすることで一度に大量の炭水化物を摂っているということになります。また、ホイップクリームは脂質がメインになっていますが、炭水化物と脂質の組み合わせもあまり良くありません。炭水化物を多く摂ることにより血糖値が急上昇すると、脂肪の分解を助けるホルモンの働きが邪魔されてしまいます。つまりホイップクリームの砂糖と乳脂肪という組み合わせは、体に脂肪として蓄えられやすい要素なのです。
おすすめケーキとカロリー比較
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それでは、どんなケーキを選ぶと良いのでしょうか? まずは太る危険性が高いといわれる、ショートケーキと比較しながら見ていきましょう。
・ショートケーキ
食品成分表のショートケーキは、100g当り344kcalです。
・タルト
食品成分表によると、タルトは100g当たり293kcalです。タルトには生クリームではなく、卵と牛乳から作られるカスタードクリームが使われているので、その分脂質が少なくタンパク質の量が多くなります。またフルーツがたっぷりとトッピングされたタルトであれば、ビタミンもしっかり摂れます。
・シフォンケーキ
シフォンケーキは一見してボリュームがありますが、スポンジ内には空気を多く含んでおり、卵が多めに使用されているのでタンパク質の比率が高いのが特徴です。
・ティラミス
マスカルポーネチーズ(タンパク質)が主体なので、通常のスポンジケーキよりも炭水化物の量はずっと少ないと考えられるでしょう。
・ショートケーキ
食品成分表のショートケーキは、100g当り344kcalです。
・タルト
食品成分表によると、タルトは100g当たり293kcalです。タルトには生クリームではなく、卵と牛乳から作られるカスタードクリームが使われているので、その分脂質が少なくタンパク質の量が多くなります。またフルーツがたっぷりとトッピングされたタルトであれば、ビタミンもしっかり摂れます。
・シフォンケーキ
シフォンケーキは一見してボリュームがありますが、スポンジ内には空気を多く含んでおり、卵が多めに使用されているのでタンパク質の比率が高いのが特徴です。
・ティラミス
マスカルポーネチーズ(タンパク質)が主体なので、通常のスポンジケーキよりも炭水化物の量はずっと少ないと考えられるでしょう。
ケーキを食べる時間にも注意!
通常、クリスマスケーキは、夜のパーティ時に食べることが多いでしょう。家族や友人、恋人とケーキを囲みながら和気あいあいと過ごすのは、パーティの醍醐味かもしれません。しかし、夜に食べすぎてしまうのは注意が必要です。なぜならば、BMAL1(ビーマルワン)という脂肪を溜め込む働きをする体内物質の分泌がもっとも多い時間帯が午後10時~深夜だからです。この時間帯に炭水化物や脂質を大量に含んだものを食べると、太りやすくなってしまいます。逆にBMAL1がもっとも少ない時間帯は午後3時~6時の間。どうしても食べたい時は、3時のおやつに食べるのがベストでしょう。
ちょっと意識するだけでも違う
クリスマスケーキも普段ならスポンジケーキを買うところをタルトにしてみたり、パーティの時間帯を夜帯ではなく3時のおやつの時間に合わせてみたりなど、少しだけ気を使うことで罪悪感なくケーキを楽しむことができるでしょう。せっかくの年末イベントはぜひとも工夫をしながら、温かい時間を過ごしてください。
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