乳児湿疹の種類と特徴とは?
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乳児脂漏性湿疹
母親からの女性ホルモンの影響で皮脂の分泌が多い新生児に、多く見られるタイプの湿疹です。顔や頭に黄色がかったかさぶたのようなもの、又はフケのようなものがでるのが特徴で、生後4ヵ月頃までに現れやすいです。炎症を起こしてしまうと赤く腫れあがったりしてしまいますが、基本的にかゆみはありません。
新生児にきび
乳児脂漏性湿疹と並んで、赤ちゃんに最も多く見られる湿疹です。乳児脂漏性湿疹同様、皮脂の分泌が多い赤ちゃんに発生しやすく、生後1週間~1ヵ月の間によく見られます。頰や額に思春期のにきびのような赤いおできが現れますが、常に清潔にしておけば生後2ヵ月くらいで自然と治まっていきます。
あせも
ねんね期の赤ちゃんに多く見られ、夏場に発生しやすいのが特徴です。新生児の場合は白いぼつぼつ、それ以降の年代では赤いぼつぼつとなって現れます。かゆみがあり、爪でひっかくと「とびひ」という膿がでてくる状態になってしまうこともあるため要注意です。
注意しなければならない乳児湿疹とは?
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湿疹の中でも、最も注意しなければいけないのが「食物アレルギーによって起きる湿疹」です。発症すると、口周辺や全身に赤い発疹が発生する他、呼吸困難や嘔吐、下痢といった症状が起こり、命に危険が迫ってしまう場合もあるのです。
症状発生の原因は、アレルゲンとなる食物(主に卵、小麦、大豆、牛乳)を食べることで現れます。こういった特定の食物に対するアレルギーの形成は胎児の頃から始まるため、妊娠中から母親は上記した4食品の過剰摂取は控えるなど、注意をしておいた方が良いかもしれません。
症状発生の原因は、アレルゲンとなる食物(主に卵、小麦、大豆、牛乳)を食べることで現れます。こういった特定の食物に対するアレルギーの形成は胎児の頃から始まるため、妊娠中から母親は上記した4食品の過剰摂取は控えるなど、注意をしておいた方が良いかもしれません。
乳児湿疹を防ぐには…
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例外はありますが、乳児湿疹を防ぐためには赤ちゃんを清潔にしておくことが大切です。「しっかりと毎日入浴させる」「汗をかいたらすぐに着替えさせる」「着るものは常に清潔なものにしておく」ことに関しては、常に心がけておくことが大切です。
赤ちゃんの異変を見逃さないようにしよう
乳児湿疹を予防する、発症したとしても悪化させないために、常日頃から赤ちゃんの様子には気を配っておくようにしましょう。
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