2017年5月13日 更新

スマホ老眼って知ってた?若い人に増加している現代病

今各種メディアでも注目されている「スマホ老眼」。老眼になる年齢ではない20〜30代の若い年齢層に老眼の症状が増加しており、主にスマホの多用化で目に大きなストレスを与え続けていることが原因とされています。今回は、スマホ老眼による症状やその対策をご紹介していきます。

老眼の原因

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目のピントがうまく合わない状態には主に近視・遠視・乱視・老眼があり、これらの状態を「屈折異常」と言います。老眼による屈折異常は加齢によりピント調節機能が低下してしまうことが原因です。屈折異常のない平均的な視力の場合、目の中のレンズの役割をしている「水晶体」が膨らんだり縮んだりする形状の変化によってピント調節をしていますが、老眼は加齢により水晶体や水晶体の形状を変化させる「毛様体筋」と呼ばれる筋肉が硬くなってしまうのです。そのためピント調節機能が低下し、近くのものが見えにくくなります。一般的に老眼は45歳を超えた頃に症状が出ることが多いです。

一方で長年の加齢から起こる老眼に対し「スマホ老眼」は、短期間の疲労から起こります。スマホ老眼は医学的に「調節緊張」とも呼ばれているように、スマホを見る状態が続くことと同時に水晶体や毛様体筋を緊張させ続けてしまいます。この緊張から起こる疲労が、近くがぼやけて見えるなどの老眼のような症状を招く原因です。初期症状には近くがぼやけて見える他にも「ドライアイ」「目の充血」「目の奥の痛み」などがあり、最初は一時的でも症状が重くなってしまったり老眼を早める恐れもあります。

スマホからの目への負担

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スマホやパソコンは日常が快適になる便利な機械ですが、コンピュータのディスプレイなどを長時間使用したことにより、目や身体、心に異常が生じる病気「VDT症候群(テノクス眼症)」も普及と同時に深刻化されるようになりました。また「VDT症候群(テノクス眼症)」も「スマホ老眼」も、パソコンよりスマホからの目への負担が大きいとされています。その理由にはスマホいつでも手に取れるコンパクトさや、画面や文字が小さいことによりパソコンよりも近い距離で見ることが挙げられ、近くで小さい文字を見る目への負担はかなり大きいです。スマホの利用者数は近年10代で9割以上、60代5割近く、年々増え続けている傾向にあるため目だけではなく身体や心の健康にも注意しましょう。

スマホ老眼の対策

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・スマホもパソコンも同様長時間の利用は控えましょう。日頃から使う時間を決めておくことや、難しい場合は1時間利用したら10分の休憩を挟むなど目を休ませることが大切です。

・ディスプレイと目の距離を離すことでも負担は軽減されます。手を大きく開いた状態の親指から小指までの距離両手分(40cm程)は最低でも離しましょう。

・スマホの設定で画面の明るさや文字の大きさを、あなたにとって目が疲れにくいところで設定をしましょう。明るさは背景が白いページを開き、白い部分がライトのように見えると明るすぎ、グレーのように見えたら暗すぎです。

・ディスプレイから放たれるブルーライトは目の疲れや痛みを引き起こします。そのためブルーライトをカットするアイテムは近年豊富な種類が発売されており、メガネタイプやディスプレイにフィルムを貼るタイプなどがあります。子供の使用も増えているため大人がアイケアを促すことも大切になってきます。

まとめ

目の健康維持において、スマホ老眼は現代社会の課題になっています。便利で楽しいからつい長時間使用してしまいがちですが、目に異常を感じたら早めに眼科へ受診するようにしましょう。ぜひスマホから目を守るために参考にしてみてくださいね。
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スクヨカ編集部 スクヨカ編集部