2016年11月27日 更新

今流行の「マイコプラズマ肺炎」!その症状・治療法

近頃ニュースでも取り上げられており、流行中の「マイコプラズマ肺炎」という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。長引く咳や、発熱を特徴とするもので風邪と同じような病状なので発見しにくい肺炎です。ここでは「マイコプラズマ肺炎」の症状や治療法をご紹介。正確な知識をつけて「マイコプラズマ肺炎」に備えましょう。

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「マイコプラズマ肺炎」の症状

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「肺炎」とは、細菌やウィルスにより気管支や肺がダメージを受けるのが一般的です。しかし、「マイコプラズマ肺炎」は気管支や肺が直接的にダメージを受けないために、聴診器を使った診察では分かりにくいとされています。感染初期の症状は、風邪と同じで咳と発熱から始まり、この状態が3〜4日間と長引きます。インフルエンザと比べると菌が増える速度がゆるやかなので、診断が難しく気付きにくいのが特徴です。

「マイコプラズマ肺炎」の診断

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最近では「マイコプラズマ肺炎」かどうか見極める診断方法が進化して、以前より病状を発見するのが容易になりました。なかでも「LAMP法」といわれる検査は、非常に正確に判断できるといわれています。内容は、採血するのではなく、咽頭スワブを検出するもので喉の壁から綿棒で検体を採取します。発症初期から咽頭から病原体が生息しているのでこの方法だと、初期症状の段階で検出することが可能なのです。先述のように、「マイコプラズマ肺炎」は風邪と症状が似ており聴診では正常で分かりにくい、というものなのでこの検査方法は非常に有効なのです。

「マイコプラズマ肺炎」の治療法

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「マイコプラズマ肺炎」で処方される抗生物質には、クラリス、クラリシッド、ジスロマックなどが挙げられます。しかし近年では、これらの薬剤を摂取しても効果がない「マイコプラズマ肺炎」が増えてきています。そこで、上記のマクロライド系の抗生物質が無効な場合は、テトラサイクリン系やニューキロノン系の抗生物質を使って治療していくのがベストだとされています。

 また、「マイコプラズマ肺炎」は肺炎ですが、重症になる事は少なく、たいていの場合は抗生物質を摂取し自宅で安静にすることで治るとも。解熱2日後に菌が低下するとのことなので、出社や学校へ登校できる目安とされています。

やっぱり、マスクと手洗い・うがいが大切。

咳が長引き、重い腰を上げて病院へ行ったら「マイコプラズマ肺炎」といわれて驚く方もいるかもしれません。人から人へと簡単に感染し自己増殖ができる「マイコプラズマ」は拡大性がありこれからのシーズン注意が必要です。咳やクシャミから感染するので必要に応じてマスクをつけたり、手洗い・うがいをして対策しましょう。
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スクヨカ編集部 スクヨカ編集部