2017年2月1日 更新

風邪薬を飲んだら車の運転はNG!?運転してはいけない薬とその理由【お薬手帳メモ】

市販の薬でも、医療機関で処方された風邪薬でも、服用後の車の運転について注意されたことはありませんか? この注意を無視して、眠気を抑えて運転すると場合によっては重大な事態を引き起こすことがあります。今回は車を運転する方なら知っておきたい風邪薬の成分とその理由について調べてみました。風邪薬程度と軽く考えないようにした方がよさそうです。

2,580 view お気に入り 0

風邪薬を飲んで運転するとどうなる?

Free photo: Speed, Car, Vehicle, Drive - Free Image on Pixabay - 1249610 (5762)

風邪薬を飲んだあとに眠気を感じたことがある人も多いはずです。単に風邪を引いて体がだるくなっているわけではなく、薬が作用しているパターンです。もし風邪薬を飲んで眠気を感じているのであれば、車の運転は避けましょう。
その状態で運転をしてしまうと事故を起こす恐れもあります。またその場合は、予想以上に重い罪になることもありえるのです。風邪薬の添付文書には、「してはいけないこと」の項目があります。そこに「服用後、乗り物または機械類の運転操作をしないでください」と書かれていたら注意が必要です。風邪薬服用後に感じる眠気の原因は抗ヒスタミンという成分です。

また抗ヒスタミン成分は風邪薬だけではなく、鼻炎薬や咳止めにも配合されています。仮に眠いと感じていなくても、抗ヒスタミン成分を摂取後は判断力が低下していることが研究により証明されています。それも、ウイスキー3杯を飲んだのと同レベルでの集中力の低下が見られるのです。そのような状態で運転をすることがあまりにも危険なのは明白でしょう。

道路交通法にも明記されている!

Free photo: Hammer, Books, Law, Court, Lawyer - Free Image on Pixabay - 719066 (5764)

道路交通法の危険運転致死傷によると、「アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させる行為」は禁止されています。
場合によっては1年以上から、最長20年の有期懲役となることもあります。
この「薬物」は違法性のある薬物だけを指していると思いがちですが、実ははっきりと明記されていないのです。ということは、違法なものだけでなく、正当な薬、つまり風邪薬や鼻炎薬なども処罰の対象になると考えられます。
なにより、添付文書に「してはいけないこと」として車の運転が記載されています。さらに、添付文書以外にも薬局で説明を受けているはずです。薬剤師から薬の説明を受けているのにもかかわらず、車を運転し事故を起こしたら罪を問われても仕方がありません。そのようなことがないように、眠気を催す薬を飲んだ後は車の運転などは避けた方が良いでしょう。

お薬手帳をチェックしよう!

 (5733)

薬というのは、日常生活に思わぬ影響を及ぼすものです。
もちろん病気の治療にも重要な役割を果たします。正しい使い方をいつも心がけていたいものです。
ただし、細かい字で書かれた添付文書すべてに目を通すのは、体調の悪いときはなおさら難しいものです。そのため薬を処方されるときには、薬剤師にきちんと服薬指導してもらいましょう。わからないことがあれば質問し、お薬手帳などを活用して、自分の処方されている薬はどんな成分が入っているのかを把握しておくことが大切です。
お薬手帳をもとに、薬剤師から正しい服用方法や、注意するべき副作用や飲み合わせなどのアドバイスをもらえます。

ちょっとそこまででも運転厳禁

風邪薬を飲んで眠気を感じるのはよくあること。つい当たり前だと思い、車を運転してしまったことがある人もいるかもしれません。しかし、事故を起こしてから後悔するのでは遅すぎます。日頃からお薬手帳を活用して、自分の飲んでいる薬の成分をしっかりと把握しておきましょう。
11 件

当社が提供する記事を閲覧した利用者側の解釈について、正確性、完全性、有益性、特定の目的への適合性まで責任を負うものではありません。また、この記事を閲覧した利用者が、記事内容を元に行った判断・行動、それに伴う結果を保証するものでもありません。利用者さまご自身の責任の下に、判断・行動をして頂くようお願い致します。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

子供が高熱に!市販薬は大丈夫?とお悩みの方へ【お薬手帳メモ】

子供が高熱に!市販薬は大丈夫?とお悩みの方へ【お薬手帳メモ】

大人と違い、子供は思いがけず病気になったり、その症状が見えづらかったりするもの。子供を持つ親ならだれでも不安となることでしょう。今回はお子様が高熱を発症した際、市販薬で対応するべきかどうか悩んでいる親御さん向けにその是非を考えてみましょう。
スクヨカ編集部 | 1,024 view
風邪はひき始めが肝心!葛根湯についてまとめ【お薬手帳メモ】

風邪はひき始めが肝心!葛根湯についてまとめ【お薬手帳メモ】

「もしかして風邪かも」と感じたら、漢方薬である葛根湯がおすすめです。葛根湯は風邪のひき始めに効果があるとされていますが、病院で処方されることもあれば、薬局などで購入することもできます。今回は風邪の初期症状を感じたらぜひ試してみたい葛根湯の役割や、効果的な飲み方、注意点をご紹介します。
抗がん剤の副作用、辛い手足のしびれは漢方薬で抑えられるかも?【お薬手帳メモ】

抗がん剤の副作用、辛い手足のしびれは漢方薬で抑えられるかも?【お薬手帳メモ】

病気に馴染みのない人でも、抗がん剤と聞けば副作用という言葉が思い当たるほど、両者は切っても切れない関係にあります。抗がん剤の副作用の中でも「手足のしびれ」は代表的ですが、漢方薬によって和らげることができるという結果がでています。今回は、抗がん剤との上手な付き合い方について考えてみましょう。
ビタミン摂取にも上限があるって知ってた?摂っていい量と飲み合わせ【お薬手帳メモ】

ビタミン摂取にも上限があるって知ってた?摂っていい量と飲み合わせ【お薬手帳メモ】

朝ごはんを食べる時間がなかったり、夜遅くて自炊する元気がなかったりなど、食生活に気を付けたいと思っていても現実はままならないものです。不足しがちなビタミンをサプリメントなどで補う方も多いのではないでしょうか。ただ、ビタミンも摂取量に注意しなくては副作用が出ることもあります。ビタミンの摂取量の上限と、飲み合わせについて調べてみました。
おたふく風邪になったら・・・治療薬と食事のポイント【お薬手帳メモ】

おたふく風邪になったら・・・治療薬と食事のポイント【お薬手帳メモ】

耳からあごにかけて腫れ上がり、痛みを伴うおたふく風邪。ウイルス感染で発症し、特効薬がないといわれているためにどのように治療するのがいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。今回はおたふく風邪にはどのような薬を処方されるのか、また感染時の食事のポイントをご紹介します。しっかりと注意点を理解して回復に向けて励みましょう。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スクヨカ編集部 スクヨカ編集部