2017年1月27日 更新

消費税増税に合わせて禁煙を目指す方へ。禁煙補助薬選びの注意点【お薬手帳メモ】

禁煙を試みても、なかなか成功しないといった経験がある人は多いのではないでしょうか。禁煙補助薬はいずれも薬局でも手軽に買うことができる一般医療薬品です。この禁煙補助薬を用いることで、禁煙後の離脱症状が緩和されて禁煙を持続することが可能です。今回は禁煙を目指す方に向けて、禁煙補助薬の選び方と注意点をご紹介します。

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禁煙補助役の上手な選び方と使い方

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ニコチンガムやニコチンパッチなどでニコチン依存を克服しながら禁煙に取り組んでいる人がいるように、タバコの中に含まれるニコチンは依存性があり、体内にニコチンが足りなくなるとタバコがどうしても吸いたくなってしまいます。禁煙を目指す人向けに現在の日本国内では、全部で3種類の薬を使用することができます。
1つ目はニコチンを含むガムです。このガムタイプはドラックストアでも取り扱いがあり、もっとも手軽かつ簡単に取り入れることができます。噛み方がポイントで、ピリッとした味を感じるまでゆっくりと15回程噛みます。その後、歯と頬の間に5分間ほど置き、これを30分間繰り返した後に捨てます。ガムを噛むタイミングは、タバコを吸いたくなったときにガムを加えてみてください。
2つ目は、同じくドラックストアで購入可能なニコチンパッチです。こちらは健康保険による禁煙治療でも処方することができます。体に貼って皮膚からニコチンを吸収するタイプのもので、貼り方としては朝起きてすぐに上腕や背中、お腹のどこかに貼り、寝る前に剥がします。コツは、毎日貼る場所を変えるということです。
さらに3つ目は、カプセルタイプのもので、こちらも医療機関で医師より処方してもらえるものです。近年開始日7日前から食後に服用して行き、最初は1日1錠を、4日〜7日は1日2錠を服用し、その後禁煙にはいります。パッチタイプとカプセルタイプのものは、医療機関で処方してもらえるものだけあって、禁煙の成功率が高いので、ガムでうまくいかなかった方も諦めずにトライしてみる価値があります。

副作用と注意点

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禁煙補助薬は先述したどのタイプであっても、ニコチンを少量含んでいます。多量に使用するとニコチンに対する中毒症状として、嘔吐や頭痛などの痛みが伴う恐れがあるので注意しましょう。また、不眠や夢を見るなどの副作用が生じることもあるようです。もともと心臓に持病を持っている人の場合は不整脈などの心臓の病気を引き起こしてしまうこともあるので気をつけましょう。ニコチン中毒の症状を引き起こさないためにも、薬を使う際は注意点をしっかり守るようにしてください。
たとえば、ガムの場合は、本来ならば噛んだ後は口の中に含んでおくのが望ましいのですが、普通のガムと同じようにずっと噛み続けているとニコチンの成分がガムから泌みだし、タバコを吸うよりも多くのニコチンを摂取することになってしまうため逆効果です。
また、貼り薬で副作用が出る場合は、寝る前に剥がすのではなく数時間で剥がした方が良いでしょう。見落としがちですが、すべての禁煙補助薬はタバコと併用してはいけません。禁煙補助薬とタバコの両方からニコチンを摂取することになり、普段より多くニコチンを摂取してしまうため禁煙には繋がらないことを覚えておきましょう。

飲み合わせに注意しましょう

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禁煙補助薬にはほかの薬と飲み合わせが悪いものもあるので、禁煙外来にはお薬手帳を持参し、きちんとメモを提示することが望ましいとされます。特にカプセルタイプの禁煙補助薬はアルコールとの相互作用があり、併用するとアルコール飲みを摂取したときに比べ、攻撃的になったりとしばしば問題行動が社会的問題になってしまいます。きちんとした禁煙指導を受け、お薬手帳を活用しながら正しい方法で禁煙に取り組みましょう。
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