2017年2月10日 更新

高齢者のお薬手帳利用のススメ

クリニックで診察をうけて処方箋をもらい、調剤薬局などで出してもらうお薬をどのように管理していますか?服用量や服用回数、注意事項などをドクターから聞き、さらに薬剤師さんからも教えてもらってだされたお薬をただ服用するだけでなく、どんな時にこの症状が出て、どんなお薬を服用すれば回復するのか等がわかるお薬手帳、活用していますか?

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お薬手帳にはさまざまな情報が含まれている

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持病で、定期的にクリニックで診察を受けている人は、かかりつけの医療機関で診てもらい、いつもの薬局でお薬をもらっている人が少なくありません。前回の診察からの症状の変化や健康状態について知ってくれているドクターや薬剤師さんとのやり取りはスムーズで、安心できますよね。でも、出先で急に病気になったり、けがをしたりときなど、いつもの医療機関で、というわけにはいかない場合もあります。そんなときのためにお薬手帳を使いましょう。お薬手帳にはこれまで服用したお薬とともに薬剤師さんから渡されたお薬情報を貼り付けておきます。そして、クリニックを訪れたときはどんな症状だったのか、その薬を服用したことで症状がどう緩和されたのかなどもメモしておくとなおいいでしょう。初めて診てもらうドクターもこの一冊でいろいろな情報を得ることができるでしょう。お薬手帳には、アレルギーの有無やこれまでのお薬での副作用歴、そして大きな病気を記載するページなどがありますので、その欄も書いておきましょう。

高齢者もお薬手帳を活用しよう!

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高齢者は、慢性の疾患に加えて、年齢による疾患や合併症などでいくつかのお薬を組み合わせて飲んでいる人が少なくありません。お薬の数が増えると、どんなお薬をどれぐらいの量、どれぐらいの期間にわたって服用しているのかを覚えるのが大変です。毎日飲むものであれば、色や形状は覚えていてもほとんどがカタカナ名のお薬の名前を覚えるのは大変です。どの年代の人でもそうですが、特に高齢者の場合、お薬の飲み合わせや体質的にあわなかったりしたときに、副作用が大きくでてしまいます。それに内臓機能が低下している状態だと、薬が効きすぎたり、アレルギーやショック症状が出やすかったりするのです。処方されたお薬を飲んだら、一時間から二時間ほど様子を見て変化がないかを見ておくなどして、気を付けましょう。そして、ドクターにお薬服用情報がわかるように、常にお薬手帳を持ち歩くようにするといいでしょう。ドクターが、その患者さんに合う薬を処方してもらうため活用するのです。

持ち歩くことで緊急時にも便利

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お薬手帳には、患者さん自身がお薬に対しての副作用や体質的なアレルギーについて記載することできます。もしいくつかのかかりつけの医療機関があれば、その相互のドクターが現在の症状や処方されて服用しているお薬の確認をすることができるので、治療もスムーズになるでしょう。高齢者の場合、自分が今どんな症状であるかはわかっていても、服用しているお薬のことについて熟知しているわけでなはない場合も多いので、ドクターや薬剤師さんが代わって、飲み合わせは大丈夫か、重複して処方されているものはないか、そして副作用は問題ないのか等を確認してくれます。ただし、処方された通りにお薬を服用しないと、ドクターや薬剤師さんが正しい判断ができなくなってしまうので気を付けないといけません。救急の時もお薬手帳があると便利です。名前だけでなく、生年月日や住所、連絡先も書いておけば、緊急時に活用できる、それがお薬手帳です。

高齢だからこそお薬手帳を

お薬の処方を決める参考になるだけでなく、緊急時には名前の確認や年齢を知るのに役立つお薬手帳は、医療機関に行くときだけでなく、持ち歩くことで十分に活用することができます。特にいくつかのお薬を飲んでいる高齢者の方には必須です。高齢の家族をもつ家族が、定期的にお薬手帳の管理をすることで、おじいちゃんおばあちゃんの健康管理にもつながります。
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KEI | 1,009 view

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スクヨカ編集部 スクヨカ編集部