2017年2月16日 更新

車でお出かけ、酔い止め持った?酔い止め薬を選ぶポイント【お薬手帳メモ】

旅行やイベントなどでのお出かけに、車やバス、電車などを利用する人も多いはず。しかし、車中で酔ってしまったら到着時にはぐったりしてしまうこともあります。車酔いの予防のために、酔い止めの薬を服用する機会もあるでしょう。気軽に服用している酔い止め薬ですが、実は飲み合わせなどに注意が必要な場合もあります。今回は酔い止めの薬とほかの薬の飲み合わせや、酔い止めの薬に対する諸注意などを調べてみました。

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酔い止めの薬にも副作用がある?

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気軽に飲んでいる方も多い酔い止めの薬ですが、おもな成分は抗ヒスタミンです。副作用として眠気が出ることがあるので、服用時は車の運転などは控えるように指示されたことはないでしょうか。
抗ヒスタミン薬は、アレルギーなどの治療の際も処方されます。その場合も、服用後は車の運転など控えるように注意されます。抗ヒスタミン薬や、ロートエキスは抗コリン作用があります。これは排尿困難や、眼圧上昇、口の渇きなどを引き起こすといわれています。高齢者の方や、前立腺肥大症、緑内障や心臓疾患などの症状をお持ちの方は、乗り物酔いの薬を飲む前に、医師や薬剤師さんに相談した方が良いでしょう。乗り物酔いの薬を飲む予定があれば、お薬手帳にあらかじめその旨を書いておくのもいいですね。
また乗り物酔いの薬には、カフェインが含まれていることがあります。これは中枢神経系を興奮させる作用があります。ですから、コーヒーやカフェインが含まれた飲み物などを飲むと、カフェインの摂りすぎになる可能性があります。心拍数の増加や血圧上昇といった症状を引き起こしかねないので注意してください。だるさや気分の落ち込みなども報告されています。
また、胃酸分泌促進作用がありますので胃もたれの可能性もあります。空腹時は服用しないように気をつけましょう。

大人用と子供用の違いとは

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乗り物酔いの薬を購入するためにドラッグストアに行くと、大人用と子供用があることに気付くはずです。実は乗り物酔いの薬には、6歳未満の方や15歳未満の方が服用できないものがあるのです。ります。大人と子供では服用できる薬の用量が違います。
前述したように、酔い止めの薬には抗ヒスタミン作用があります。抗ヒスタミンはアレルギーの薬にも配合されており、また解熱鎮痛薬や風邪薬などにも使われています。これらの薬を飲んで、乗り物酔いの薬を飲むと過剰摂取になる危険性があります。

酔い止めのための薬とほかの薬を併用するときは、それを服薬していることをお薬手帳にしっかりと明記して、医師や薬剤師さんに相談しましょう。
また、大人用の酔い止めの薬を子供に飲ませないように注意しましょう。

乗り物酔いの薬の正しい飲み方

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乗り物に酔ってしまってからよりも、あらかじめ乗り物酔いの薬を飲んでおく方が、乗り物酔いの症状が出ることが少ないことはご存知でしょうか。

また、抗ヒスタミン薬は眠気の副作用がありますので、それを逆手にとって、電車などの場合は移動の間ずっと眠っておくのも対応策としては有効です。
ただ、眠気が出ない方が良いという場合、ジフェンヒドラミンという成分に気をつけましょう。ジフェンヒドラミンが配合されていると眠気をもたらす作用が強いため、代わりメクリンジンが配合されているものを選ぶのがベターです。

乗り物酔いとはそもそも、内耳への影響から、感覚の混乱が原因で起こるものとされています。吐き気があったりするのはそのためです。そのために内耳への感受性の低下と、嘔吐中枢の興奮を抑える作用がある成分が配合されています。
継続的に服用することが少ないので、つい気軽に飲みがちな乗り物酔いの薬ですが、体への影響は少なからずあります。お薬手帳には服用していることを明記しておきましょう。

お薬手帳を忘れずに

気軽に服用するイメージの強い乗り物酔いの薬ですが、やはり薬ですのできちんと管理して服用していたいものです。旅行やイベントを楽しむためにも、「常備薬」としてお薬手帳に明記しておくのが良いでしょう。
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スクヨカ編集部 スクヨカ編集部