昼夜逆転が戻らない…もしかして睡眠相後退症候群?
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睡眠相後退症候群は睡眠の時間帯が好ましい時刻よりも遅い時間に持続して固定されてしまう病気です。普通の人より寝付きが悪く、いったん寝付くとぐっすり寝てしまうこの病気を発症すると、本人が強い意志を持っていても、学校の授業や大切な試合に間に合うように起きることが困難になってしまいます。
この病気にかかっている人を無理に早く起こすと、心身に様々な不調が現れるので対応には注意が必要です。代表的な症状である頭痛や食欲の減退、やる気や集中力の低下は午前中に見られやすく、時間が遅くなるほど調子を取り戻していきます。朝の体調不良が長期にわたって続くと、気持ちが落ち込み、自信をなくして抑うつ状態に陥る場合もあります。
この病気にかかっている人を無理に早く起こすと、心身に様々な不調が現れるので対応には注意が必要です。代表的な症状である頭痛や食欲の減退、やる気や集中力の低下は午前中に見られやすく、時間が遅くなるほど調子を取り戻していきます。朝の体調不良が長期にわたって続くと、気持ちが落ち込み、自信をなくして抑うつ状態に陥る場合もあります。
睡眠相後退症候群とただの朝寝坊の違い
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お子さんの朝寝坊の原因は病気以外であることがほとんどですが、ママの主観で原因を判断してはいけません。お子さんの睡眠にこのような特徴が見られ、どうしても改善が難しい場合は睡眠相後退症候群を疑って、医療機関を受診しましょう。
・十分に努力しても夜望ましい時間に寝付けない
・自然に眠りにつくと、睡眠の質は良く、たっぷり眠ることができる
・睡眠の時間帯の遅れが、一週間以上持続したままである
・十分に努力しても夜望ましい時間に寝付けない
・自然に眠りにつくと、睡眠の質は良く、たっぷり眠ることができる
・睡眠の時間帯の遅れが、一週間以上持続したままである
睡眠相後退症候群はどうやって治療するの?
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睡眠相後退症候群の治療は専門医の指導に従って行います。治療がうまくいってもその後の生活習慣が乱れると、元に戻ってしまうので、睡眠相後退症候群の治療には本人の意思と周囲の理解・協力が長期にわたって必要になります。
また、症状が軽い場合には生活指導だけで睡眠の時間が元に戻る場合もあります。朝に日光を十分浴びることや、目を覚ましたら朝食をとること、就寝前にはテレビゲームやビデオ鑑賞を避けることなどを指導し、様子を見ることが軽度の症状には有効であるとされています。
また、症状が軽い場合には生活指導だけで睡眠の時間が元に戻る場合もあります。朝に日光を十分浴びることや、目を覚ましたら朝食をとること、就寝前にはテレビゲームやビデオ鑑賞を避けることなどを指導し、様子を見ることが軽度の症状には有効であるとされています。
思春期に発症しやすい睡眠相後退症候群
長い休みの間不規則な生活を続けたり、受験勉強などで夜遅くまで起きていたりすると睡眠相後退症候群を発症しやすくなります。長期休暇中は生活リズムが乱れがちですが、お子さんの生活時間を適宜指導することで夜型の生活を長く続けさせないようにしましょう。
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