2016年11月26日 更新

いびきは要注意!? 「SAS」の可能性も・・・

自分のいびきの音に目が覚めたり、パートナーのいびきがうるさくて眠れなかったり、と質のよい睡眠が取れていないという方は意外と多いのではないでしょうか。「たかがいびき」とそのまま放っておくと、生活習慣病のリスクに繋がることもあるのです。今回は、睡眠中の病気ともいわれている「SAS」についてご紹介します。

37 view お気に入り 0

注意が必要ないびきとは

 (785)

疲れたときやお酒を飲んだときなどにかくいびきは、散発性のものとされています。一方で、寝る際に慢性的にかいてしまういびきは習慣性いびきとされ、換気量低下や覚醒反応の有無によって発生します。またこれらは、睡眠時無呼吸症候群とされる「SAS」が原因のいびきの可能性があり、注意が必要です。
このような症状は生活習慣病の合併症を引き起こす原因にもなるとされています。特に循環器系にリスクが大きいといわれており、健康な人と比べると、高血圧は2.89倍、夜間の心臓突然死は2.57倍、脳卒中・脳梗塞は1.97倍のリスクといわれている怖いものなのです。

検査をして「SAS」かどうか確かめよう

 (1132)

いびきを他人から指摘されたり、自覚がある人は、まずは専門機関で検査をして確かめることをオススメします。検査内容は問診を受け、要検査となった場合には、血液中の酸素の状態・脈拍や自宅で呼吸の状況を測るセンサーをつけて就寝し、睡眠中の状態を調べるといった流れです。また、精密検査が必要な場合は専門の検査施設で脳波や心電図などの生体信号を測定します。これらすべてには健康保険がきちんと適応されるので、少しでもいびきの症状がみられる方でも念のために検査を検討した方が良いでしょう。

もし「SAS」だと診断されたら、CPAP療法を試してみる

Free photo: Sleep, Bed, Woman, Bedroom - Free Image on Pixabay - 1209288 (1131)

先述したように、あなどっていると非常に怖い「SAS」ですが、適切な治療を受ければ症状を雄和させて睡眠の質を向上させることもできます。
「SAS」の治療において代表的なのが、CPAP療法です。
就寝中に鼻に装着したマスクへ、CPAP装置から空気を送り込んで気道がふさがらないように圧力をかけます。これにより、いびきの軽減を即すというものです。いびきの軽減だけでなく血圧上昇も抑える効果があるようで、より根底から症状に働きかけることができます。

まとめ

「SAS」によるいびきや無呼吸は、生活習慣病を引き起こす要因となるだけではなく、日中に眠気で交通事故などの労働災害を引き起こしかねません。さらに、すでに高血圧や糖尿病などの生活習慣病を患っている方はより高い確立で「SAS」にかかる可能性があります。少しでもご紹介した症状がみられるのなら大事をとって検査を受けましょう。
11 件

当社が提供する記事を閲覧した利用者側の解釈について、正確性、完全性、有益性、特定の目的への適合性まで責任を負うものではありません。また、この記事を閲覧した利用者が、記事内容を元に行った判断・行動、それに伴う結果を保証するものでもありません。利用者さまご自身の責任の下に、判断・行動をして頂くようお願い致します。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

米発アンガーマネジメントで親子の関係構築を

米発アンガーマネジメントで親子の関係構築を

自分の子どもであっても子育てにイライラしてしまう人やストレスをため込んでしまう人は多いようです。そんな時感情的に子どもを怒ってしまったり、時には叩いてしまうといったことをしてしまっては親子関係にひびが入ってしまうことに繋がりかねません。そうならないためにも子育てにアンガーマネジメントを取り入れてみませんか?
休みの日は親と一緒に外出しませんか?自宅にこもる高齢者にはこんな危険性が・・・!

休みの日は親と一緒に外出しませんか?自宅にこもる高齢者にはこんな危険性が・・・!

年をとると外出を避けるようになりがち。しかし、自宅にこもったまま毎日を過ごすという単調な生活は、認知症やうつ病の発症確立を高める危険性があります。今回は、家族だからこそできる対策や原因をご紹介します。夏休みなどまとまった休みを取りやすいタイミングで、1日は自分の両親や祖父母との外出を考えてみてはいかがでしょうか。
腹痛が原因の病気とは!? 部位別病気との関わりまとめ

腹痛が原因の病気とは!? 部位別病気との関わりまとめ

生活を送るなかで、たまに腹痛に襲われることがあります。お腹が痛む原因にはさまざまなことが挙げられますが、機能の異常や器質異常による痛みに分類できます。今回は部位別の腹痛と注意点についてご紹介します。
旅行に行く時忘れてはいけない健康保険証とそのワケ

旅行に行く時忘れてはいけない健康保険証とそのワケ

いよいよ今年も待ちに待った夏休みがスタート。この長期休みを利用して海外に行くという人も多いのではないでしょうか。旅先で体調を崩したりけがなどに備えて国民保険証を手荷物のなかに常に所持しておくのが懸命です。ここではその仕組みと大事な理由についてご紹介します。
飛行機、車、バスでもなり得る!? 「エコノミー症候群」の症状と予防策

飛行機、車、バスでもなり得る!? 「エコノミー症候群」の症状と予防策

よく耳にする機会も多い「エコノミー症候群」は、その名の通り、狭い空間に同じ体勢で長時間過ごした時に生じやすいことからいわれています。夏休み目前、乗り物に長時間乗って出かける機会も増えるので気をつける必要がありますよね。特に車では渋滞などにハマると同じ姿勢で何時間も、なんてことも避けられないかもしれません。今回は、その症状と予防策についてご紹介します。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スクヨカ編集部 スクヨカ編集部