2017年1月24日 更新

お薬手帳がアプリに!アプリを選ぶポイントと比較

PCよりもスマートフォンで、インターネットやアプリを利用する人が多い時代になりました。処方された薬や服用履歴、副作用暦を記録するおくすり手帳にも、時代の波は押し寄せてきており、紙からアプリへの電子化を進める上で、厚生労働省がアプリの仕様を共通化する方針を決定しました。そこで、おくすり手帳アプリを選ぶポイントと各社の比較をご紹介します。

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自分に合ったアプリを選ぶポイント

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時代の流れを受けて、おくすり手帳はアプリでもOKになりましたが、アプリに求められる条件は紙の手帳と同等の機能を有していることのようです。
具体的には、手帳の最初のページに「薬局に関する情報」と「患者本人に関する情報」を記載し、「処方薬を受け取るたびに薬の情報を書き込めること」だそうです。
また、厚生労働省は「当面はQRコードによる情報の提供を基本とすることが適当である」と発表しているので、QRコードの読み取りができるアプリがオススメです。

様々な会社から、おくすり手帳のアプリが出ていますが、それぞれ機能が異なるようです。
調べてみたところ、大きく2種類にわけられます。
1つ目は、紙のおくすり手帳をクラウドにバックアップしておけるアプリです。これは、おくすり手帳の内容を、いつでもスマートフォンで確認できるメリットがあります。中には処方薬のテータを引き出せるものもあるようです。
2つ目は、薬局のサーバーと連携することで処方薬購入の待ち時間を短縮したり、有効活用できるアプリです。これを利用すると、スマートフォン操作だけで受付が可能で、薬が準備できしだいメール通知されます。

どうやら、アプリを選ぶポイントは、患者さんがかかりつけ薬局を決めているかどうかにかかっているようです。
かかりつけ薬局が特定の大手チェーン店であれば、会社ごとに用紙されているアプリをお勧めします。
かかりつけ薬局が決まっていない方は、「提携薬局との連携が可能なアプリ」がオススメです。連携していないと、おくすり手帳に入力した内容が利用できない場合もあります。
なんにせよ新しくできた制度なので、これから先に大きな変化があると思われます。更新情報はこまめにチェックすると良いでしょう。

各社のアプリを比べてみました

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◆日薬eおくすり手帳 (日本薬剤師会)
《特徴》
・QRコードでの読み込み可能で、薬局でも同じ操作で利用可能。
・アプリの操作方法は、すべてネット上で確認できる。
・薬局がアプリに対応していれば、スマートフォンで処方せんを送信可能。端末手渡さなくても情報を確認してもらえる。
・薬の情報を検索できる。
《こんな人におすすめ》
かかりつけ薬局が決まっていなくて、薬について自分で調べたいという方にはオススメ。

◆お薬手帳プラス (日本調剤株式会社)
《特徴》
・本会員になると、日本調剤の処方せんの情報が自動で反映される。ただし、日本調剤の領収書と健康保険証が必要なので、日本調剤の薬局を利用している人のみ登録可能。
・日本調剤以外のデータはQRで読み込み可能。自分で入力もOK。
・会員登録すれば、PCでも利用可能。
・アプリ内で薬を検索できない。
《こんな人におすすめ》
日本調剤薬局を頻繁に使う人、またはおくすり手帳で健康管理までしたい人にオススメ。

◆電子お薬手帳ホッペクラブ (株式会社リーベンス)
《特徴》
・薬局がhoppe(同社アプリ)に加入していれば、薬局を登録することで処方せんの自動反映ができる。
・未加入の薬局であれば、データをQRコードで読み取るか自分で入力。
・薬を服用すれば、キャラクターから褒めてもらえる機能が付いている
・薬剤師とのやり取りが双方向でできる。
・アプリで薬の検索ができない。
《こんな人におすすめ》
ガラケーを使用している方にもオススメです。また、かかりつけの薬局がhoppeに加入していれば、小さい子やご高齢の方のおくすり手帳として最適です。

◆電子お薬手帳EPARK (株式会社EPARKヘルスケア)
《特徴》
・EPARKに加盟している薬局であれば、薬局の検索と調剤予約ができる。
・EPARKに加盟している薬局であれば、新しい薬のデータを完全に自動更新されるので、自分での入力は不要。(自動連携機能)
・加盟している薬局ではQRの読みとりが不要。
《こんな人におすすめ》
薬局で調剤中の待ち時間を有効に活用したいという方。仕事のすきま時間を使って薬を取りに行くので、調剤を待っている時間がないという人にオススメ。

自分に合ったアプリを選び、有効活用しましょう

この様に、一言でおくすり手帳アプリ、と言ってもアプリによって機能や特徴が異なります。選ぶ際にはまず、各アプリの機能、特徴を把握し、ご自身のライフスタイルに当てはめてみて、一番いいアプリを選びましょう。
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