2016年11月20日 更新

MCTオイルを知っていますか?ダイエットだけでなく認知症予防にも期待されているんです!

「MCTオイル」という食品をご存知でしょうか。ダイエットに効果があるということを知っている方は多いかもしれませんが、最近は認知症予防にも効果的ということで脚光を浴びているオイルです。 MCTオイルとはどういうものか、その性質を理解した上で効果的な摂取の仕方、また普段の生活に取り入れるときの注意点などをご紹介します。

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MCTとは中鎖脂肪酸のことです

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MCTオイルのMCTとは「Medium Chain Triglycerides」の略で、日本語訳では「中鎖脂肪酸」といいます。「脂肪酸」は油の種類。その脂肪酸の分子の長さにより「長鎖」と「中鎖」に区別されます(短鎖脂肪酸もありますがこの記事では割愛します)。
「中鎖」とはその漢字の示すとおり、「長鎖」に対して半分ほどの長さの分子構造であり、この分子が短いほうが、体内で分解がしやすいのです。
一般的なサラダ油やオリーブオイルは長鎖脂肪酸の油です。これらのオイルは油を分解する際にまずは筋肉や脂肪などに運ばれて一旦貯蓄され、その後に体内のグリコーゲン(通常のエネルギー源)の減少を補うタイミングでエネルギーに変換されます。つまりエネルギーに変換されるまでは蓄積されてしまうため、脂肪が増えてしまう可能性があります。
一方、中鎖脂肪酸は水になじみやすいことから摂取後に直接肝臓に運ばれ、すぐさまエネルギーに変換されるため、脂肪になりにくいという特徴があります。つまり「中鎖脂肪酸=太りにくいオイル」ということです。

母乳や牛乳にも含まれています

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中鎖脂肪酸は、私たちが普段飲んでいる牛乳にも含まれています。また母乳や、一時ダイエット目的でブームになったココナッツオイルにも豊富に含まれています。言葉が耳慣れていないだけで、実はとても身近な存在なんです。
ただ今回ご紹介するのはMCTオイル。MCTオイルとは「中鎖脂肪酸100%のオイル」のことです。中鎖脂肪酸には運動の疲労回復にも効果があることが判明しており、スポーツや医療分野では疲労緩和の栄養補給としても、中鎖脂肪酸の効果を最大に引き出したMCTオイルが使われています。

MCTオイルの本当の力は「ケトン体」の生成力!認知症予防にも効果あり

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上記に述べたように中鎖脂肪酸は効率的な消化吸収が可能で、脂肪になりにくいという特徴を持っています。さらに嬉しいことに「ケトン体」を生成する能力が高いことが大きな魅力です。
「ケトン体」とは、体内でブドウ糖の代わりにエネルギー源となってくれるもの。私たちの体はエネルギー不足になると蓄えた脂肪を消費して肝臓でケトン体を生成することでエネルギーを補給する機能があります。しかし、体内にブドウ糖が十分ある状態ではケトン体は生成されません。
ところが、中鎖脂肪酸は体内にブドウ糖が十分存在している状態でもケトン体を作ることができるのです!つまり、普段の日常生活の中でも脂肪を消費してエネルギーに転換する役割をもつケトン体を作ってくれるということです。
そして驚くことに、中鎖脂肪酸のケトン体生成能力は長鎖脂肪酸と比較して約10倍!この力こそが中鎖脂肪酸がダイエットに効果的と言われる所以です。そしてこれらの中鎖脂肪酸のメリットを100%の純度で精製したのが「MCTオイル」なのです。
またケトン体は近年の研究により、ケトン体中のβヒドロキシ酪酸という成分が脳の認知機能を維持する働きがあるといわれており、記憶力の低下を抑制し認知症予防にも効果があると期待されています。

MCTオイルを効果的にとろう!その時の注意点は?

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MCTオイルは無味無臭のオイルです。普段の料理や飲み物に加えても味や匂いを変えてしまうことはありません。お味噌汁に入れる、ドレッシングに加えるなど特別な調理を必要とすること無く体に取り入れることができます。「健康は食から」の言葉通り、MCTオイルで普段の食生活にちょっと工夫を加えてみましょう。
ただしMCTオイルは過度に摂取すると下痢や腹痛などの症状がでることがあります。また糖尿病の方や血糖値が高い方は、MCTオイルによってケトン体が体内に急に上昇すると意識障害を起こすこともありますので細心の注意が必要です。これらの方がMCTオイルを使用する場合には医師などに必ず事前の相談をしてください。
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