2017年1月17日 更新

あなたの親が認知症になってしまったら気をつけたいこととお薬手帳

認知症患者は450万人以上、予備軍と言われる患者さんは400万人以上と言われます。介護者によるサポートを受け、主に投薬治療や生活支援などを受けています。認知症は治らない病気として知られていますが、投薬治療により進行を遅らせることが出来ます。病気が進むにつれ、他人へ気持ちを伝えることが困難になっていきます。投薬治療を行う際には気を付けるべき点がいくつかあるでしょう。

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家族など介護者の必要性

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現在、認知症を患う患者さんは450万人以上と言われています。更に認知量予備軍と言われる軽度認知障害は400万人以上です。認知症は治らない病気として知られています。身体は健康でも、認知症が進行すると生活においてさまざまなサポートが必要になります。家族や施設介護者などが生活をするうえで必要とされるサポートを行いますが、そのひとつに投薬があるでしょう。

認知症を治すための治療は困難ですが、進行を遅らせたり気持ちを落ち着けたり、進行状況や症状によって医師の判断で投薬が行われます。患者さん一人で薬の管理は難しく、介護者によってコントロールが必要になります。もちろん、どのような薬が出されているのかを把握すること、一回の投薬で処方されている決められた量、更には副作用などを理解し把握する必要があります。
また、なかなか一人きりで介護をすることも難しくなるため、家族間や施設介護者などが状況の把握と共有をする必要があるでしょう。

投薬治療について理解ししっかりと見極める

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認知症の治療の一つとして薬物療法があります。しかし認知症については薬や手術など、治療をすることで症状や病気そのものを根治させることは出来ません。薬物療法においては、病気の進行を遅らせることは出来ますが中核症状を治すことは出来ないのです。認知症の症状である記憶障害などは何もしなければどんどん進行していきます。そのため、薬物療法によって記憶障害や徘徊、幻覚や妄想などの症状の進行を遅らせることが、介護を行う家族や施設介護者にとっては重要になってくるでしょう。
ですが、やはり投薬となると、薬については副作用など懸念すべき点もいくつか存在します。認知症患者の場合、自身に起きている体調の変化などに気づき対処することが出来ないため、介護をしている人へ不調などを伝えることが困難になります。その為、薬の副作用で落ち着きが無くなったり機嫌が悪くなったりした場合に、認知症の症状が進行していると勘違いされ更に投薬量が増えるなどの悪循環を及ぼす場合などがあるのです。

理解し管理することのメリット

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認知症の治療として薬物療法を行う際は、副作用について気を付けなければいけません。認知症の場合、自身の状況や変化を理解、判断し気持ちをうまく他人へ伝えることが困難になります。介護者が患者さんの様子をしっかりと把握し、副作用による変化なのか症状の進行によるものなのかを判断しなければなりません。家族やケアマネージャー、または施設介護者などさまざまな方が関わり合い介護を行うことが多く、薬物療法の進め方などを共有し合う必要があります。口頭でのやり取りやコミュニケーションが大切になりますが、お薬手帳の利用もおすすめです。投薬内容や時期などを容易に確認することが出来ます。また、介護者が必要量や残量などを確認することが出来ることで不要な投薬や処方を判断することもできます。そのため、長期的に必要となる医療費を軽減することも出来るでしょう。更には、患者さんの様子などを確認し不要な投薬を減らし、家族と落ち着いた触れ合いを持つことも患者さんにとって穏やかな生活を営むことが出来る要因になるでしょう。

周囲の理解と協力を

認知症患者と介護者とでしっかりとコミュニケーションを取ることが重要です。投薬療法が必要となり、介護者同士での連携を図るためには、お薬手帳の利用が効果的です。不要な処方を見極めることで患者さんの身体の負担や医療費の軽減にもつながります。長期的な介護を考えた時、患者さんも家族も触れ合いを多く持ち穏やかな生活を営むことが大切です。
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スクヨカ編集部 スクヨカ編集部