2017年2月12日 更新

意外と知らない「ハンノキ花粉症」、実は食べてはいけないものが!【お薬手帳メモ】

花粉症と聞くと一般的にスギやヒノキが有名ですが、特に花粉がアレルギー症状をを引き起こす植物はスギだけに限りません。知名度はそれほどでもありませんが、1月から6月頃まで全国的に飛散するカバノキ科のハンノキもアレルギーの原因となります。今回はハンノキ花粉症の詳しい症状や特徴、さらに、ハンノキ花粉症の人が食べると危険な症状になる食べ物について調べてみました。症状について知り、発覚したら、注意点とともにお薬手帳に記載しましょう。

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ハンノキ花粉症の症状とは?

Free photo: Alnus Glutinosa, Alder - Free Image on Pixabay - 844513 (7274)

ハンノキは全国的に生えている落葉樹です。花粉が飛ぶ時期は1月から6月頃。
それぞれの地域のピークは、北海道では4月、東北では3月~4月、関東は3月~4月、東海は3月、関西は3月、九州は3月となります。
スギ花粉と飛散時期が重なるため、これまではあまり取り上げられることも少なかったのですが、症状は少し異なります。
従来のスギ花粉の花粉症と同じく、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみがあり、ひどくなると喘息を引き起こす可能性もあります。ただ、咳の症状が強く出ます。アレルギー反応が強い方ほど、咳喘息になる可能性が高いと言えます。重症化すると症状の出得る喘息、これをハンノキ喘息と呼びます。いつものスギ花粉症だと思い込まず、アレルギー症状に加えて咳がひどいときは、医療機関で診断してもらいましょう。

ハンノキ花粉症の人が食べてはいけない17の食べ物

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ハンノキ花粉症がスギ花粉などのほかの花粉症と違うところは、咳喘息以外にもあります。実はハンノキ花粉症の2~3割の人が、口腔アレルギー症候群(OAS)というアレルギー症状を引き起こす可能性があるのです。これはハンノキの花粉のタンパク質が、果物のタンパク質とよく似ていることから起こる症状です。

ハンノキ花粉に反応してしまう方は、以下の果物や野菜などを食べると、花粉症と同じような反応が現れます。

リンゴ、モモ、イチゴ、メロン、スイカ、大豆、豆乳、キウイ、オレンジ、ヤマイモ、マンゴー、アボガド、ヘーゼルナッツ、ニンジン、セロリ、ジャガイモ、トマト

意外とポピュラーなものばかりなので、注意が必要です。

口腔アレルギーとは

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上記の果物や野菜ですが、生で食べると症状が出る人が多いといわれています。ミックスジュースなど、果物や野菜を調理したときは比較的症状が出にくいようです。
しかし、もちろん個人差があることですので、注意するに越したことはありません。ではこれらの果物や野菜を食べて、口腔アレルギーが起きてしまうとどうなるのでしょうか。
口腔アレルギー症候群のおもな症状は以下の通りです。
上記の野菜や果物を摂取した後およそ15分以内に、局所または全身に症状が現れます。口唇、喉などの口腔粘膜に、かゆみまたはピリピリ感やイガイガ感などの痛み、あるいは腫れの症状などが現れます。また全身に、じんましんなどの皮膚症状がみられることもあります。気管支喘息の症状やアナフィラキシーショックの症状が現れることもあるので、注意しましょう。

ハンノキ花粉症を防ぐには、喉に花粉を付着させないことが重要なので、必ずマスクを忘れないようにしましょう。また、外出から戻ったときはこまめにうがいをするのがベターです。

意外と知らないハンノキ花粉症、発覚後はお薬手帳に記載しよう

認知度が低いハンノキ花粉症ですが、食べ合わせや咳の症状によっては重篤な症状を引き起こすこともあり得ます。アレルギーのお薬を処方されている方はお薬手帳にハンノキ花粉症であることをしっかり記入し、万一、食事内容から口腔アレルギーを併発したときは食べ合わせから発症した可能性があることを医師にきちんと伝えましょう。アレルギー反応が出ると免疫機能が低下することも考えられますので、お薬手帳を持ち歩き、そのことをいつでも伝えられるように備えておきましょう。
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スクヨカ編集部 スクヨカ編集部