2017年2月19日 更新

飲み会続き・ストレスで胃が痛い!市販の胃薬を買う時の注意点【お薬手帳メモ】

度重なる歓迎会や送別会、あるいは人間関係のトラブルで胃が痛いという人はいませんか。付き合いで断れず、さらにストレスが溜まるという悪循環もあることでしょう。通院する時間がないときに、市販の胃薬は心強い味方ですが、市販薬を飲むときには注意点があります。今回は市販の胃薬を購入するときの注意点と、お薬手帳の活用方法をご紹介します。

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荒れているときの胃ってどうなっているの?

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「胃が痛い」と私たちが感じるとき、胃の中は一体どんな状態になっているのでしょう。大きく分けると、それにはふたつのケースが考えられます。

まず考えられる状態は、胃液の分泌が多すぎる場合です。胃液の分泌が多すぎると胃壁が荒れてしまい、胃炎や胃潰瘍、またはその手前の状態を引き起こします。そのために痛いと感じるのです。胃液の分泌が多いときは、胃液の働きを中和する制酸薬や、胃液の分泌を抑える薬、また、荒れた胃粘膜を保護するなどの効果がある薬を服用することになるでしょう。この場合は薬を食間に服薬することがあります。なぜなら、胃の中が空っぽになっている方が薬が効きやすくなるからです。

反対に、胃液の分泌が少なすぎることで胃が痛いと感じるケースもあります。そんなときは胃の働き自体が弱っていることが多く、胃もたれや消化不良の原因になります。この場合は、胃の動きを活発にする薬や、消化を助ける薬を服用します。

胃の調子が悪いと言っても、正反対のことが胃の中で起こっている可能性があるので注意が必要です。調剤師には、自分の胃がどんな時に痛みを感じるのか具体的に症状を伝えることで、適切な薬が提案されることでしょう。

市販の胃腸薬を購入するときの注意点は?

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市販の胃腸薬を購入する場合、まずは薬剤師に症状を相談するのが一番です。どんなときに胃が痛いと感じるのか、どんな風に不調なのか、自分の症状を把握しましょう。それに加えて大切なのが、ここ数日の食事内容や、ストレスの有無です。喫煙者は吸っているタバコの量なども、忘れずに伝えましょう。それらの情報を複合的に判断して、薬剤師は胃薬を処方します。
さらに、高血圧や緑内障など、既往症がある場合もきちんと伝えましょう。高血圧の方には、胃薬で使われることの多い炭酸水素ナトリウムが入っていないものを選んだ方が良い場合もあります。よく処方される胃薬には、「H2ブロッカー胃腸薬」というものがあります。胃痛や胸やけに効果的とされていますが、ステロイド剤や抗生物質とは併用できないなどの特徴があるので注意しましょう。
ほかにもお薬を飲んでいる場合は、そのことももれなく薬剤師さんに伝えなければなりません。

お薬手帳を活用して相談する

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とはいえ、普段は覚えているようなことでも、胃の調子が悪く薬局に赴くときには、伝えなければならない大切な情報を忘れている可能性もあります。そんなときはお薬手帳を活用するのがおすすめです。既往症や、普段飲んでいる薬、さらに喫煙者ならタバコの本数など。あらかじめお薬手帳に記入しておけば、伝え漏れすることがなく安心です。
また、自分では調剤師に伝えるまでもないことと思っていても、薬の飲み合わせや過去のアレルギーの有無など、意外なことが薬の効果に影響することも考えられます。 ただし、胃痛の症状が長引く場合は、市販の薬だけではなく、病院で診察してもらうべきです。そのときもそれまでこのような市販薬を飲んでいた、ということがわかるようにお薬手帳を持参するのがベストです。
お薬手帳を持っていない、という人はスマホアプリの電子お薬手帳を使うことができます。紙製のお薬手帳と違い、現代人のマストアイテムであるスマホに入っていれば持ち歩き忘れることもありません。

まずはお薬手帳を見直しましょう

市販の胃薬は、テレビコマーシャルなどでもお馴染みということもあり、身近に感じるかもしれません。しかし身近に感じているときこそ、注意が必要。薬局で処方してもらうときはお薬手帳を活用し、自分の健康の状態や服用しているほかの薬の情報を伝え忘れないようにしましょう。
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スクヨカ編集部 スクヨカ編集部