2017年1月31日 更新

薬剤師さんも大変みたい。お薬手帳でコミュニケーションをとろう!

薬剤師は患者さんの生活スタイルや背景に足を踏み入ることは難しいため、調剤を行う際には希望や要望等のリスニングも心がけ、密なコミュニケーションを取ることが大切になります。患者さんが以前に服用していた薬、または服用中の薬を知るためにもお薬手帳の活用は不可欠です。お薬手帳をうまく活用しつつ、患者さん1人1人に合った薬を提供しなくてはいけません。

50 view お気に入り 0

患者さんとの会話内容

無料の写真: 錠, カクテル, カクテル錠, 薬, 3 D, オレンジ - Pixabayの無料画像 - 1001224 (2760)

地域医療の担い手として薬局・薬剤師への期待が高まっている今、患者さんとの会話内容が重要視されています。職場や自分自身の地域医療や地域の包括ケアへの取り組みについての意識調査では、職場として積極的に取り組もうとしているのが73.1パーセント、自分自身積極的に取り組もうと思っているのが65.7パーセントと意識の高さを伺えます。しかしながら、患者さんとの会話内容は処方薬の説明といった基本的な内容はしているものの、医療薬や健康には関係のないプライベートな会話をしている調剤薬局薬剤師も多く、地域の包括をしていく上で重要となる患者さんの生活スタイルや背景を把握できているかというと、そうではないのです。職場や薬剤師個人としての意識は高いのに関わらず、取り組みの現状としてはまだ不十分なのです。患者さんの食生活や、運動習慣などの生活背景を薬剤師の方から話題にあげるように心がけて、見えにくい患者さんの背景を知っていく必要があるのです。

地域包括ケアにあたっての障壁

無料の写真: 痛み, 大人, うつ病, 式, 顔, 女性, 女の子, 手, 頭 - Pixabayの無料画像 - 19005 (2778)

地域包括ケアを行っていく上で、障壁となっている内容はどのようなことが挙げられるのでしょうか?まずお薬手帳の電子化の導入です。現在は冊子のお薬手帳のみなので、何十年単位での患者さんの調剤情報を知ることが難しいのです。お薬手帳を電子化することで、端末での保存が可能になり何十年に渡っての管理ができるので、患者さんの調剤情報をさかのぼって確認することが可能になるのです。また、在宅患者さんの薬の服用の管理方法も考えていかなければいけません。調査の結果、患者さんへの24時間対応を望む声もあがっていますが、形にしていくためには医療政策や情報量を増やしていく必要があるのです。その他にも、必要としながらも不足していると感じている項目は多く、地域包括ケア、地域医療、医療連携についての情報や、医療制度改革などへの国としての動きといった医療政策や制度に関する情報、薬剤師自身のキャリアプランニングや、薬局の経営についての情報と、患者さんによりよい地域貢献をしていきたくても難しいのが現状です。

ジェネリック医薬品の推進意向

無料の写真: 温度計, 頭痛の種, 痛み, 丸, 薬, 錠剤, ドラッグ ストア - Pixabayの無料画像 - 1539191 (2791)

調剤の際に患者さんにジェネリック医薬品を勧めたり、安全性に対する理解度は病院の薬剤師よりも調剤薬局の薬剤師の方が高く、個人経営やチェーン店の調剤薬局薬剤師は病院の薬剤師よりも、積極的にジェネリック医薬品を勧めていると答えたのです。また、ジェネリック医薬品の安全性は新薬と変わらないかという問いには、病院の薬剤師は個人経営やチェーン店の調剤薬局薬剤師に比べて低かったのです。そもそもジェネリック医薬品とはどういったものなのでしょうか?有効成分やその量、効き目や安全性は新薬となんら変わりありませんが、形状や味を変えている場合もあります。新薬よりも開発時間が短く、コストを抑えることが可能なため安価な値段で提供できるのがジェネリックの特徴なのです。患者さんによっては、ジェネリック医薬品の形状や味を変えていることで、体に合う薬となっている場合も少なからずあるかと思います。お薬手帳の確認に加えて、薬剤師側からのアプローチで意向を聞いてあげることが、患者さん1人1人に合った調剤の提供ができてくるのです。

かかりつけ薬局でコミュニケーションを

地域の包括ケアや医療連携をしていく上で大切なのは、患者さんの健康や運動能力といった見えにくい生活背景に寄り添える薬剤師でなければいけません。お薬手帳にすべてのことが書かれているかと言ったらそうではないので、患者さんとのコミュニケーション能力も重要になってきます。よりよい地域医療を提供できるようにするには、薬剤師の質も向上させていかなければいけないのです。
11 件

当社が提供する記事を閲覧した利用者側の解釈について、正確性、完全性、有益性、特定の目的への適合性まで責任を負うものではありません。また、この記事を閲覧した利用者が、記事内容を元に行った判断・行動、それに伴う結果を保証するものでもありません。利用者さまご自身の責任の下に、判断・行動をして頂くようお願い致します。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

水でも注意!薬を飲む時の落とし穴とは!?

水でも注意!薬を飲む時の落とし穴とは!?

ご家庭にあるミネラルウォーターサーバーで薬を飲む人も少なくないかと思いますが、薬との飲み合わせの相性はどうなのでしょうか。また、薬に適している水は硬水なのでしょうか軟水なのでしょうか。かかりつけの先生や、調剤の際の薬剤師聞いてみると良いでしょう。その際に活用できるのがお薬手帳です。病院に行く際には必ず必要となってくるものなので、お薬手帳に書いていればまず忘れにくいかと思います。
海外旅行に行くなら、持っていくべき薬とお薬手帳活用法

海外旅行に行くなら、持っていくべき薬とお薬手帳活用法

楽しい海外旅行先で、急な病気やケガにおそわれることがあります。病気などの健康面のトラブルは時間や場所を選んでくれません。楽しい旅行にするために備えて、体調を整えておくのも大切です。そして、常備薬がある人は忘れずに持参して、もしかしたら現地のクリニックを訪れることになるかもしれないので、お薬手帳も持参しましょう。お薬手帳の活用法をチェックします!
飲み会続き・ストレスで胃が痛い!市販の胃薬を買う時の注意点【お薬手帳メモ】

飲み会続き・ストレスで胃が痛い!市販の胃薬を買う時の注意点【お薬手帳メモ】

度重なる歓迎会や送別会、あるいは人間関係のトラブルで胃が痛いという人はいませんか。付き合いで断れず、さらにストレスが溜まるという悪循環もあることでしょう。通院する時間がないときに、市販の胃薬は心強い味方ですが、市販薬を飲むときには注意点があります。今回は市販の胃薬を購入するときの注意点と、お薬手帳の活用方法をご紹介します。
ジェネリック医薬品を服用する人のお薬手帳の使い方

ジェネリック医薬品を服用する人のお薬手帳の使い方

医師からの処方には先発薬とジェネリック医薬品とよばれる後発薬があります。先発薬の利用からジェネリック医薬品に変更した場合は、薬剤の過剰投与を避けるためには、お薬手帳の活用が便利です。使い方は処方箋薬局に忘れず持って行くだけ。それだけで安全にジェネリック医薬品を服用することができます。安心して服用するためにもお薬手帳を上手に利用することが大切です。
歯医者さんで出される薬って?治療のために通う時はお薬手帳を忘れずに!

歯医者さんで出される薬って?治療のために通う時はお薬手帳を忘れずに!

治療中の歯の痛みを和らげる場合など、歯科医でも薬を処方してもらうことがあります。その際、ほかの医療機関で処方された薬と似たものを処方されることもあり得ます。今回は、歯科でよく処方される薬やお薬手帳の活用方法についてご紹介します。副作用や飲み合わせに気をつけて服薬しましょう。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スクヨカ編集部 スクヨカ編集部