ドライアイ
ドライアイは目の表面を常に覆う涙の量が減ったり、成分のバランスが崩れたりすることで引き起こされるトラブルです。代表的な症状は「目が乾く」ことですが、目の乾き以外にも、目が痛んだりゴロゴロしたりするなどの症状があります。
人間は瞬きによって角膜の上の涙を循環させて目の表面をうるおしていますが、寝ている間は瞬きをしません。普通の人であれば問題ありませんが、ドライアイの場合は分泌される涙が元々少ないため、瞬きをせず涙が循環しない時間が長くなると目が乾燥してしまいます。これが寝起きの目の痛みや不快感の原因となります。
人間は瞬きによって角膜の上の涙を循環させて目の表面をうるおしていますが、寝ている間は瞬きをしません。普通の人であれば問題ありませんが、ドライアイの場合は分泌される涙が元々少ないため、瞬きをせず涙が循環しない時間が長くなると目が乾燥してしまいます。これが寝起きの目の痛みや不快感の原因となります。
結膜炎
健康な人でも寝起きには多少の目ヤニがつくことはありますが、結膜炎を患うと大量の目ヤニが発生し、目が開けられなくなるほどになることがあります。結膜炎は感染によって広まるウイルス性や細菌性のものと、感染はしないアレルギー性のものがあります。ウイルス性の場合は白っぽくネバネバした目ヤニが、細菌性の場合は膿のような黄色い目ヤニが出ます。
結膜炎にかかると、目ヤニがたくさん出るほか、目が充血する、まぶたが腫れる、目がゴロゴロするなどの症状が出ることも特徴です。
結膜炎にかかると、目ヤニがたくさん出るほか、目が充血する、まぶたが腫れる、目がゴロゴロするなどの症状が出ることも特徴です。
再発性角膜上皮びらん
過去に角膜に傷がついたことのある人がかかりやすい病気で、激しい痛みを伴います。起床時に目を開けたときにまぶたの裏側で角膜がこすれ、過去に傷がついて接着が悪くなっていた部分の角膜上皮がめくれてしまうことで起こります。朝起きたときに目に激しい痛みを感じる場合は、この病気の可能性があります。
目に異常を感じたらすぐに眼科へ行きましょう
寝起きの目の痛みや目ヤニの原因となる代表的なトラブルについてご紹介しました。治療が必要な病気や感染性の病気である可能性も考えられるため、目に異常を感じたらすみやかに眼科で診察を受けましょう。
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