2017年7月9日 更新

飛行機、車、バスでもなり得る!? 「エコノミー症候群」の症状と予防策

よく耳にする機会も多い「エコノミー症候群」は、その名の通り、狭い空間に同じ体勢で長時間過ごした時に生じやすいことからいわれています。夏休み目前、乗り物に長時間乗って出かける機会も増えるので気をつける必要がありますよね。特に車では渋滞などにハマると同じ姿勢で何時間も、なんてことも避けられないかもしれません。今回は、その症状と予防策についてご紹介します。

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「エコノミー症候群」の症状

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「エコノミー症候群」は、血栓ができても症状がなく気付かない場合があります。また、血の塊が小さくて完全に血管を塞がない場合には症状は感じづらくなります。「エコノミー症候群」は乗り物を降りて、出現します。肺に血管が詰まってしまう「肺動脈血栓症」を起こすと、軽症の場合は病院で血栓を溶かす処置を受ければいいですが、重度の場合はその場ですぐに心停止に至り、心肺蘇生を行ってもそれだけでは、血栓を取り除くことはできなく回復の見込みはありません。

「エコノミー症候群」の原因

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「エコノミー症候群」を発症する場合、もともと血液が固まりやすく血塊ができやすい体質や遺伝の場合が多いです。血液が固まりやすいいちばんの要因は、血液のうっ滞です。血液は基本的にずっと流れ続けるものですが、この流れが止まると血球表面のたんぱく質が反応して血液が固まります。普通の人なら多少うっ滞したぐらいでは血栓はできませんが、このような状態が続くと危険なので油断はできません。また、脱水症状で血液が濃くなり血栓ができるケースも。飛行機に乗らなくても、長時間同じ体勢でいることは「エコノミー症候群」の可能性を秘めているので日頃から注意が必要です。

「エコノミー症候群」の予防

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非常に危険な「エコノミー症候群」ですが、ケアをすることで未然に防ぐことができます。まず大事なのは、足を動かして血流を良好に保つということ。長時間同じ姿勢が続くことで起こるものなので、乗り物に乗車するときはこまめに休憩をはさんだり、靴を脱いで足の体操をするようにしましょう。また、脱水で血液が濃くなるのを防ぐために、水分補給も意識するようにしましょう。トイレが気になるからと水分を控えるのではなく、積極的にとるようにするのが理想です。

まとめ

せっかくの長期休みを楽しくすごすためにも、慣れない長時間の移動などで「エコノミー症候群」にならないように、予防をしっかり事前の準備をして楽しくお出かけをしましょう。ほんの少しの心配りで、血栓が予防でき「エコノミー症候群」を防ぐことができます。備えあれば憂い無し。是非、心に留めておいてくださいね。
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スクヨカ編集部 スクヨカ編集部