大麦の栄養素は?
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大麦は一般的に言われる麦のことで、ビールや焼酎などお酒に使用されたり、麦とろや麦チョコとして一般家庭で親しまれたりしています。この大麦の主な栄養素はカルシウムやナトリウムなどです。大麦はミネラル数が多いだけでなく、食物繊維の多さも魅力です。白米の18倍もの水溶性と不溶性の食物繊維が含まれているため、バランス良く食物繊維を摂ることができます。
その含有食物繊維の一種、β-グルカンが特に健康効果を期待できると言われています。
その含有食物繊維の一種、β-グルカンが特に健康効果を期待できると言われています。
大麦の効果
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大麦のβ-グルカンに期待できる効果は主に4つ。「生活習慣病の予防」「免疫力向上」「肥満予防」「疲労回復・胃腸機能改善」が挙げられています。
生活習慣病予防
糖尿病を始めとする生活習慣病に良いとされている「大麦」。大麦は水に溶けるとゲル化する特徴があり、大麦と一緒に食べたものをゆっくり消化・吸収する働きがあります。そのため、糖を吸収するスピードが抑えられ、血糖値の上昇を抑制する作用が働きます。
免疫力の向上
大麦に含まれている水溶性の食物繊維が免疫力を向上させてくれます。免疫力が向上することで風邪や花粉症の抑制や、腫瘍抑制効果も期待できるため、免疫力をアップさせたい人に最適でしょう。
肥満予防
大麦に含まれている水溶性の食物繊維は肥満予防にも効果があると言われています。水に溶けた水溶性食物繊維はゲル化する特徴があるため、ゆっくりと消化吸収を行います。ゆっくり消化吸収することで満腹感を維持することができるでしょう。便秘や腸のむくみ改善にもつながるため、下腹のぽっこりが改善されるとも言われています。
疲労回復・胃腸機能改善
大麦は薬膳としても活躍しており、胃腸の働きを促す食材として知られています。大麦はビタミンやミネラルを豊富に含んでいるため、疲労回復に効果があると言えるでしょう。水溶性食物繊維が働くことで消化吸収をゆっくりと行うため、胃腸環境の改善も期待できます。
大麦のとり入れ方!
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食物繊維やビタミン、ミネラルを豊富に含む大麦を日々の生活の中で積極的に摂り入れていきましょう!大麦を使った料理も数多くあります。大麦が入っているコロッケや、大麦ご飯を使用してチャーハンを作るなど、大麦を使った料理方法は多岐にわたります。作れそうなものから是非チャレンジしてみてください!
大麦効果を引きだすために…
大麦を摂り入れているのに効果が感じられないという方は、「冷え」に注意しましょう。身体の冷えは血のめぐりを悪くする原因となります。また、冷たいものを摂り入れ過ぎてしまうと胃や腸が冷えてしまい、胃腸機能を低下させてしまうので注意が必要です。食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な大麦を摂り入れて体の内側からキレイになりましょう!
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