高コレステロールになると
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高コレステロール血症になる原因は、食生活が大きく関わってきます。肉類、暴食暴飲、油っこい食事、慢性的な運動不足、アルコールの摂取、喫煙です。特に、冬の時期は、高コレステロールになりやすいです。理由として忘年会や新年会などで飲み会の席に参加することが多く、そこでのアルコール摂取や油っこい食事、暴食暴飲になりやすいです。また、寒い季節なので体を動かすのにおっくうになってしまい運動不足になりやすいからです。高コレステロール血症になってしまうと中性脂肪が増加し血液がドロドロになってしまいます。そのため体が重く感じられそれを疲労と勘違いしそのまま放置してしまうと高血圧や糖尿病、動脈硬化のリスクが高くなってしまいます。また、正常な血液を確保できないので心臓に大きな負担がかかり狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの合併症のリスクも非常に高くなっています。自覚症状がわかりにくい病気なので命にかかわる場合があるので気をつけなければなりません。
血中のコレステロールを下げるクレストール
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クレストールとは、高コレステロール血症の患者さんに使われる体内の血中コレステロールを下げる薬です。肝臓に作用し、コレステロールの合成を抑制し、血中コレステロールを減少させます。悪玉コレステロールを減らす作用が高く、中性脂肪も減少させる作用があります。その反面、善玉コレステロールについては増加させる作用があります。この薬は、心筋梗塞の予防や改善効果も高く心筋梗塞のリスクを30%減らす効果があります。しかし、薬なので副作用もあります。副作用として筋肉痛や、肝機能異常がみられるなどの報告があります。クレストロールを服用して5日くらいでみられる副作用ですが、服用を中止すると回復するといわれています。特に横紋筋融解症で筋肉に障害が残る場合があり、稀な副作用ですが高齢者や腎臓が悪い患者さんには注意が必要です。横紋筋融解症は、高脂血症薬との併用で発症する場合が多いので医師や薬剤師に相談する必要があります。
副作用をお薬手帳に記載する
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クレストールは、強い薬なので様々な重篤な副作用が想定されます。先程述べた横紋筋融解症や肝炎、肝機能障害、血小板減少などが想定されるので症状がでた場合はすぐに医師に相談する必要があります。また、重篤ではないですが蕁麻疹がでたり、便秘になったり、めまいがするなどの副作用もあります。多量もアルコールの摂取は、副作用を起こすやいので注意が必要です。体内でのコレステロールの合成は夜に活発となるので夕食後に服用すると効果が高くなります。また、薬を服用するだけではなくきちんとした食生活を心がけることと定期的な診察が大事になってきます。強い薬なので飲み忘れた時は、1度に2回摂取することはやめてください。このように副作用や効果やクレストールの重要な摂取の仕方などは、医師や薬剤師の人の話を聞きお薬手帳に記載する必要があります。なぜなら緊急時の薬の相互作用のチェックに役立つのでお薬手帳への記載をおすすめします。
よく効く薬ほど注意して
クレストールは、非常に強い薬だからこそ副作用や用量用法を守らなければなりません。気をつけるためにお薬手帳への副作用や用量用法のメモをしておくことや薬についての知識を持つことが大切だと思います。他のサイトでも副作用の詳しい症状や飲み合わせの例などが記載してあるので調べてお薬手帳を活用する方法が良いです。
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