2017年2月8日 更新

糖尿病の確率を上げる「糖化」に注意して健康的な毎日を

生活習慣病のひとつでもあり、肥満とも密接な関わりを持つ糖尿病。食事の質や、量、そして食べ物の組み合わせなど日常生活のなかでも気をつけなければならないポイントがたくさんあります。そのなかで、近年では食べ物の「糖化」がキーワードとなっています。今回はこの「糖化」について見ていきましょう。

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「糖化」が糖尿病のリスクを高める

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「糖化」とは一体どのようなことをいうのでしょうか。たとえば、食パンをトーストするとこんがりときつね色に変わります。これは、糖とアミノ化合物を含む食品が加熱され「糖化」が起こっているからです。この「糖化」は同じく人の体内でも起こり、食生活が偏ると「AGE(終末糖化産物)」が体内に溜まるようになります。これにより血管内が詰まってしまい、心疾患のリスクがアップします。

「AGE」は何が悪いの!?

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最近のアメリカの研究では、「糖化」と「AGE」のリスクについて注目されています。そのひとつでは、AGEを多く摂取している糖尿病患者は摂取していない人と比べて、合併症を引き起こす可能性が高いとされていました。また、別の研究では「AGE」の摂取量が少ないとインスリン抵抗値が改善されて、体重減少に繋がったという結果を発表しています。

糖化を防いでリスクを軽減しよう

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では、「AGE」の少ない食事とはどのようなものを指すのでしょうか。「AGE」とは加熱の量と油の量が多くなるほど生まれやすいとされています。また、先述したトーストの例にもあった通り、肉や焼き菓子の焦げに多く含まれるとされており、油でこんがり焼いたものや揚げたものには多く含まれているので、糖尿病の方には避けてほしい食べ物です。逆に少なくするには、揚げるのではなく茹でたり蒸したりするのがベター。食べ物も、脂を含まない野菜やささみなどを選ぶのが理想でしょう。もちろん「AGE」を避ける食事法だけでは、糖尿病を改善することは困難です。運動も平行して取り入れて、トータルで糖尿病にアプローチしていくようにしましょう。

体の老化を防ぐために

タンパク質は人間のいたるところに存在し、「AGE」化する可能性を秘めています。糖尿病以外にも、「AGE」化することで、肌の弾力が失われたり、骨を脆くすることも起こりえます。糖尿病の疑いのある人は少しでも対策して備えておくのがベストといえるでしょう。
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KEI | 153 view

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スクヨカ編集部 スクヨカ編集部