海外の医療費にも保険が適用
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日本国内では、保健証を見せれば全国のどの医療機関でも医療を受けることができ、医療費の7割を加入している健康保険が支払ってくれます。海外ではそうはいかずどこの国も基本的には有料で、多くはすべて自己負担となります。
しかし、日本の保険には「海外療養費」というものがあり帰国後に申請すれば現地の医療機関に支払いをした一部を給付してもらえるというのをご存知でしたか? 原則的に海外旅行先で受けたのと同様の治療を日本で受けたと仮定をして、算出した総合医療費の7割を負担してもらえることになっています。請求には診療内容の分かる書類や領収書が必要になるので、必ずもらうようにしてください。帰国後、明細と領収書に翻訳をつけ提出すると、2ヶ月後に払い戻しが行われるという仕組みです。
しかし、日本の保険には「海外療養費」というものがあり帰国後に申請すれば現地の医療機関に支払いをした一部を給付してもらえるというのをご存知でしたか? 原則的に海外旅行先で受けたのと同様の治療を日本で受けたと仮定をして、算出した総合医療費の7割を負担してもらえることになっています。請求には診療内容の分かる書類や領収書が必要になるので、必ずもらうようにしてください。帰国後、明細と領収書に翻訳をつけ提出すると、2ヶ月後に払い戻しが行われるという仕組みです。
海外療養費と海外旅行損害保険を使い分けよう
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アメリカのように医療費が高額な国もありますが、外国人でも医療費は無料とされている国もあります。例えば、イギリスの公立病院の救急外来は、外国人であっても薬代をのぞけば無料で受けられる事になっています。
しかし日本と同じように、イギリスでも医師不足や看護師不足が見られ、たとえ病院にいってもスムーズに診療してもらうということが難しい場合が多いのも事実です。大事のときに海外ですぐ見てもらうのは、有料でかつ高額な費用がかかるケースも多いですが、私立病院を選ぶことのほうが辛くない場合もあるかもしれません。自身の体調や程度で判断することが必要ですね。
しかし日本と同じように、イギリスでも医師不足や看護師不足が見られ、たとえ病院にいってもスムーズに診療してもらうということが難しい場合が多いのも事実です。大事のときに海外ですぐ見てもらうのは、有料でかつ高額な費用がかかるケースも多いですが、私立病院を選ぶことのほうが辛くない場合もあるかもしれません。自身の体調や程度で判断することが必要ですね。
きちんと対策をして出かける
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海外での医療費は全額自己負担が原則と考えて、そのような場合にも耐えうる準備をして出かけるようにするのが得策です。やはり日本とは制度の異なる海外ではすべてをカバーしきれないところがあります。そのため、損害保険に入るなど別の対策をしておくのがベターです。なかにはクレジットカードに損害保険が自動で付帯されているという人もいるかもしれませんが、最低ランクのクレジットカードに付帯している保証は50万程度だったりと、やや心もとないこともあります。
注意すべきなのは、この損害保険も以前にかかっていた持病が悪化したり虫歯や妊娠に関することだと通常は対象外となりますので気をつけてください。あとで後悔しないように、旅行前に一度は規約をキチンと読んでおきましょう。
注意すべきなのは、この損害保険も以前にかかっていた持病が悪化したり虫歯や妊娠に関することだと通常は対象外となりますので気をつけてください。あとで後悔しないように、旅行前に一度は規約をキチンと読んでおきましょう。
まとめ
これから海外に旅行に行く人は、渡航先の医療事情について、ネットや書籍で簡単に得られる程度の知識は知っておくことが大切です。もしもの時はいつ来るかわかりません。自分自身以外に家族、友人など、周りの人の急変にもさっと行動ができるように準備しておきましょう。
日本の感覚でいると大きな衝撃を受けることになる海外でも医療費。利用できる制度を活用して個人負担を減らすように工夫しましょう。旅先で病気や怪我、災害に遭遇しないことがもちろんベストですが、何があるかわからないのも旅というもの。「備えあれば憂い無し」、まさに健康保険証をセキュリティーケースに入れて持参するのは、その一歩目といえます。
では、よい旅行を!
日本の感覚でいると大きな衝撃を受けることになる海外でも医療費。利用できる制度を活用して個人負担を減らすように工夫しましょう。旅先で病気や怪我、災害に遭遇しないことがもちろんベストですが、何があるかわからないのも旅というもの。「備えあれば憂い無し」、まさに健康保険証をセキュリティーケースに入れて持参するのは、その一歩目といえます。
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