小学生になると感じる新しいストレス
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幼稚園や保育園と異なり、小学校に入ると座学を始めます。子供はずっと座っていることにストレスを感じるもの。また朝礼などでは体育座りで先生の話を聞くことをしいられますが、皆と同じことをしなくてはいけない環境にもストレスを感じます。幼稚園や保育園ではわがままに振る舞うこともある程度は許されますが、小学生になると友達の意見や存在を認める必要があります。給食では嫌いなものも食べなくてはいけなかったり、時間内に食べ終わらないといけなかったりすることも苦痛です。学校行事や校外学習などもやりたくなくてもしなければいけません。
ストレスを軽減してあげる
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子供の不安やストレスが大きい場合は、本人の話を聞いてあげたり、生活のリズムを整えてあげることでストレスを軽減できます。たとえば自分が学校について行くことができなくても、いつでも味方でいることを伝えてみましょう。一日の出来事を振り返る場合は「いやだったこと」を聞くのではなく、今日一日楽しかったことを必ず聞くようにします。小学校に入る前からあらかじめ一日の出来事を話してもらう習慣をつけておくと、小学生になっても子どもは心の拠りどころを意識するはずです。仕事で疲れているときは子供の話をゆっくり聞くことが難しいかもしれませんが、たとえ拙い子どもの話でも根気強く付き合ってあげるべきなのです。
ゴールデンウィーク後のストレスを避けるために
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「新学年で頑張ろう」という気持ちがある4月のうちは、嫌なことや悩みがあっても乗り切ることができますが、ゴールデンウィークがあけると急に気持ちが変わってしまう可能性があります。「もういいや」といった投げやりな態度になってしまい、不登校や非行に走る場合があります。ゴールデンウィーク前には子供の様子に敏感になりましょう。ただし、「何か学校で嫌なことがあったか」、「だれかと喧嘩したのか」、「いじめられているのか」などあれこれ質問するのは逆効果です。いろいろと質問されることでストレスが増加してしまうからです。子どもがいつでも相談できるような雰囲気を作っておくこと、できるだけ一緒に時間を過ごすこと、普段から話を聞くスタイルを徹底する、などしましょう。
まとめ
ゴールデンウィークは開放的で楽しいものですが、それがきっかけとなり学校生活に戻るのがつらくなってしまう子どももいます。日頃から子どものストレスを軽減してあげられるよう、話をよく聞くようにしましょう。
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