2016年11月26日 更新

冬になるとなぜか落ち込む?!対策を知って乗り切ろう!

冬になり寒くなるにつれ「身体がダルくなり始めた」、「何をするにも気分が乗らなくなった」、「何故かやる気が出なくなっている」といったように感じている方がいたら要注意です。もしかしたらそれは、「季節性うつ病」の可能性があるかもしれません。今回は季節性うつ病の特徴や原因について考えてみましょう。

82 view お気に入り 0

冬になると「ウインターブルー」が増える?

Free photo: Winter, Snow, Tree, Nature, Birch - Free Image on Pixabay - 260838 (1364)

みなさんは「ウインターブルー」という言葉を知っているでしょうか。冬に輝く宝石の名前ではありません。マリッジブルーのような使われ方をするもので、これは冬季うつ病、季節性うつ病という症状を言います。日照時間が短くなる10月、11月くらいから症状があらわれ始め、日差しが長くなる3月頃に回復するためそのような呼ばれ方をします。
こういった季節性うつ病は、脳機能障害の一種です。「気力の低下」や「倦怠感」が主な症状で、長時間眠っても睡眠不足を感じ、更に睡眠が延長される「過眠」や「過食」を伴う可能性があります。症状が重くなると日常生活に支障をきたす場合もあります。

「季節性うつ病」を発症する理由

 (1365)

季節性うつ病はなぜ秋から冬にかけて発症するのでしょうか。これは日照時間が減ると脳内にあるセロトニントランスポーター(SERT)と呼ばれるたんぱく質の量が変動するからです。これを調べるため、11人の季節性うつ病の患者と23人の健康な人を対象に陽電子断層撮影法という検査で脳にどのような変化があるかをデンマークにあるコペンハーゲン大学のチームが行いました。すると、うつ病の兆候が見られる人、夏に発症した人と比べ冬に発症した人は、SERTレベルが5%高くなっていました。SERTは神経伝達物質である「セロトニン」を回収し、神経伝達の調整をしています。SERTレベルが上がりセロトニンが不足することでうつ病の一因となっています。

季節性うつ病を緩和する方法

 (1366)

セロトニンは太陽光を浴びることで体内の器官によって作られます。そのため積極的に浴びましょう。自然の光が一番ですが、日が短い冬では、自宅の照明を明るいものに替えるのも手です。治療になると「高照度光療法」が行われ、太陽光と同等の光を浴びます。これは、多くの患者に効果があるそうです。

 また、やるべきことが整理されていると落ち込みを緩和できるそう。ToDoリストを作って優先順位を明確にしてあげましょう。更に、運動をすると改善が期待出来ます。運動をすると「ドーパミン」が分泌され、気持ちがコントロールされます。気持ちの落ち込みやイライラを解消する効果も得られますので、これを機に軽い運動を始めるのもいいかもしれません。

太陽の光を浴びて・・・

一層寒いこの冬、やる気が出ない、気持ちが沈むと感じていて家にこもりがちな方は、太陽光を浴びましょう。その際、ジョギングなどの運動を一緒に行うとより良いでしょう。
より深刻になる前に気持ちを明るくして、今年の冬を乗り切りましょう!
11 件

当社が提供する記事を閲覧した利用者側の解釈について、正確性、完全性、有益性、特定の目的への適合性まで責任を負うものではありません。また、この記事を閲覧した利用者が、記事内容を元に行った判断・行動、それに伴う結果を保証するものでもありません。利用者さまご自身の責任の下に、判断・行動をして頂くようお願い致します。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

【ワセリンの魅力②】意外と知らない、ワセリン「10の活用法」

【ワセリンの魅力②】意外と知らない、ワセリン「10の活用法」

日常生活のさまざまなシーンで役に立つワセリン。小さいころから馴染みがあるという方も多いのではないでしょうか? 今回は、そんなワセリンの意外とまだ知られていない10つの活用術をご紹介します。自宅にワセリンがあるという方はもちろん、これから手に入れるという方も低価格で利用価値の高いワセリンをさっそく試してみましょう。
【ワセリンの魅力①】冬に大活躍!ワセリンの基礎知識

【ワセリンの魅力①】冬に大活躍!ワセリンの基礎知識

冬の必需品ともいえるワセリン。コスパも良く肌にも低刺激なので、日常的に使っているという人も多いのでないでしょうか。実は、保湿対策以外にもワセリンの使い方はたくさんあるのです。今回は、ワセリンについての基礎知識をご紹介します。
冬の体調管理は、血圧と感染症への配慮がカギ!

冬の体調管理は、血圧と感染症への配慮がカギ!

夏は熱中症や日焼けなどの対策が必要ですが、冬も同じく健康管理が必要な季節なのはご存知でしょうか。冬の寒さは、人間の体にはかなりの負担がかかっており夏よりも体力を消耗しやすく、知らずのうちに疲れていることが多いです。今回は冬の体調管理についてポイントをご紹介します。
冬こそ注意!女性に多い「膀胱炎」の対策を!

冬こそ注意!女性に多い「膀胱炎」の対策を!

「膀胱炎」は膀胱と尿道の距離が近いために女性に多く発生し、大腸菌などの菌が侵入しやすいことで起こります。また、女性は冷え症になりがちで免疫力が弱まりがち。そのため特に冬には「膀胱炎」を誘発しやすいのです。今回はそんな「膀胱炎」の対策をご紹介いたします。しっかり学んで寒い冬の時期の「膀胱炎」に備えましょう。
冬の食事で高コレステロール血症になっちゃった?クレストールを飲む注意点【お薬手帳メモ】

冬の食事で高コレステロール血症になっちゃった?クレストールを飲む注意点【お薬手帳メモ】

冬の食事では、年末などに忘年会や新年会などがあり、外食する機会が増えます。また、寒い季節には、味の濃いものをよく食べるので冬の食生活や食事から高コレステロールになりやすいです。高コレステロールになった際にクレストールというお薬で血中のコレステロールを下げる作用のお薬があります。どのような効果や副作用があるのかみていきます。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スクヨカ編集部 スクヨカ編集部