2017年2月7日 更新

歯医者さんで出される薬って?治療のために通う時はお薬手帳を忘れずに!

治療中の歯の痛みを和らげる場合など、歯科医でも薬を処方してもらうことがあります。その際、ほかの医療機関で処方された薬と似たものを処方されることもあり得ます。今回は、歯科でよく処方される薬やお薬手帳の活用方法についてご紹介します。副作用や飲み合わせに気をつけて服薬しましょう。

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歯科医師が処方できる薬とは

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歯科医では、歯科医師の判断のもと薬剤を処方することができます。今回は歯科医で処方される薬のうち数種類を紹介しましょう。
まず、「消炎鎮痛剤」という痛み止めにつかわれる薬です。これは「ボルタレン」「ロキソニン」「カロナール」という名称のもので、お薬手帳を見て飲み合わせや年齢を判断した後に処方します。なかには副作用があるものもあるので、医師の指示を注意して聞くようにしましょう。
次に代表的なのが、「抗菌物質」と呼ばれる薬です。おもに、親知らずの際の腫れや歯肉炎などに働きかてくれる効果があります。妊婦の女性が、親知らずが腫れて痛みを訴えた場合はペニシリン系の化膿止めを使用するのが比較的安心とされています。
また、抗菌剤は処方された分量を飲みきらないと効果がでないので注意しましょう。抗菌剤は薬の飲み合わせで影響が出る場合があります。お薬手帳をきちんと確認してもらい、薬の併用に注意しましょう。
自宅でも使用している人が多いうがい薬は、口内を消毒するものなので歯科医院でも使用されることがあります。うがい薬は、歯周病治療の補助的な役割として使用されているのもポイントです。

歯周病の治療

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歯周病が理由で、歯医者に通っているという患者も多くいます。
歯周病とは、細菌の感染によって起こる感染症で、治療では細菌によるプラークを取り除いて口の中を清潔にすることが重要とされています。歯科医院では、歯周ポケットに付着したプラークを取り除き、機械治療を施して有害な細菌の増殖を制御します。最近では「薬物局所配送治療法」というものがポピュラーになっており、歯周ポケット内の患部へ成分が浸透する薬物が効果的とされています。この治療は、飲み薬のように体全体に作用するのではなく歯周ポケット内の局所的に効果があるため、副作用が出づらく非常に有効な治療法といわれています。効果も1週間と比較的長期間続く特徴があります。
また、先述した機械治療では、歯周ポケットの奥深くまで届かずプラークや歯石が残ったままということもあります。その場合は殺菌消毒効果のある薬を使って歯周ポケット内を洗浄する「歯周ポケット内洗浄」を行います。

口内炎の治療について

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日々の不規則な生活や不摂生により、時折現れる口内炎。ひどいときには放置しておくのは耐えられないほどの痛みを発することもあります。口内炎の治療では、患部を清潔にした後に水分を拭き取り流布する「軟骨」や「歯科用貼付剤」といわれる口内炎に貼付けるタイプの錠剤・シナールもあります。
また、痛み止めは胃や腸を荒らしやすいので胃薬と共に飲むのが理想とされます。特に胃潰瘍や十二指腸を患ったことがある人は要注意です。

歯科でも薬は使われる

歯科ではさまざまな薬が処方されています。痛み止めだけでなく感染を防ぐ抗生物質やうがい薬、そして軟骨に至るまで幅広く処方しているため、ほかの医療機関で処方されている薬と重複していないか注意が必要です。そのため、日頃から服薬の記録をお薬手帳につけておくことが大切です。
また、妊娠中の女性の場合は、医師に相談し胎児に影響がない安全なものであるかの確認をしましょう。過去の副作用に関する記録や、アレルギーの有無など自分自身でも把握できるようにお薬手帳に記録・管理をすることが重要です。
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スクヨカ編集部 スクヨカ編集部