2017年1月27日 更新

熱・喉・鼻に効くからこそ、風邪薬「ルル」を飲む場合の注意点【お薬手帳メモ】

市販の風邪薬で有名なものに、第一三共ヘルスケアの「ルル」があります。「熱・喉・鼻にルルが効く」というキャッチフレーズを聞いたことがある人も多いはずです。しかし、ルルにはどういった成分が含まれているのでしょうか。今回は風邪を引いた時に市販薬でルルを選ぶ際の注意点や飲み方についてご紹介します。

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ルルシリーズの特徴的な成分を知ろう

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風邪薬のルルは、シリーズに分かれています。 ルルAシリーズ、ルルアタックシリーズ、そしてその他です。
ルルAシリーズが、総合風邪薬として扱われており、「熱・咳・鼻水」などの症状に対応できるようになっています。そのため、多くの成分が配合されています。
一方のルルアタックシリーズは症状に合わせて対応しています。
ルルシリーズには、「トラネキサム酸」が含まれているものがあり、これはルルシリーズの特徴ともいえます。風邪によるのどの腫れや痛みを落ち着かせる目的で配合されているのでしょう。ただ、トラネキサム酸には止血効果がありますので、血が固まりやすい病気などがある方は服用に注意が必要です。
お薬手帳にどのルルを飲んでいるかあらかじめ記録しておくのがオススメです。風邪薬とはいえ、ほかの薬を併用する場合には飲み合わせに注意しなくてはいけません。

それぞれの症状に特化したルルアタックシリーズ

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ルルアタックシリーズは、「熱・喉・鼻」のルルの印象とは違い、それぞれの症状に対応した成分を配合しています。ルルアタックFXは、発熱と寒気に、ルルアタックEXは、のどの痛みに、ルルアタックNXは鼻水・鼻づまりというわけです。
ルルアタックFXには解熱成分のアセトアミノフェンが含まれています。さらに麻黄やケイヒ、カンゾウにニンジンなどの生薬成分が多く配合されています。生薬の働きで体を温める目的があるのですね。
さらに、麻黄とケイヒには発汗作用があります。このため、寒気や発熱に効果が期待できます。ただ、生薬とはいえ、飲み合わせには注意が必要です。お薬手帳にきちんと服用していることを明記して、他の病気などで薬を処方されるときは医師や薬剤師さんに相談しましょう。

お薬手帳を活用して飲み合わせ対策を

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ルルアタックEXには、解熱成分としてイブプロフェンが含まれています。さらに鎮咳去痰成分として、ブロムヘキシン、dl-メチルエフェドリン、ジヒドロコデインが含まれています。抗鼻汁成分にクレマスチン、その他成分のトラネキサム酸、チアミン、リボフラビンなども含まれています。
ほかの「ルル」シリーズのトラネキサム酸は、1日の摂取量が420mg程度になっています。しかし、アタックEXは750mgとやや多めです。この量は、医療用のトラネキサム酸使用料に匹敵します。そのため血栓症など、血が固まりやすくなる病気を発症している方は注意が必要です。
ルルアタックNXはルルアタックシリーズでも、鼻水、鼻づまりに対応した製品です。場合によっては、眠気を感じることがあります。どの薬も飲み合わせに注意しつつ、お薬手帳に明記しておきましょう。口頭で伝えようと思っていると、診察時につい伝え忘れてしまうこともあります。お薬手帳にメモすることを習慣化できれば理想的です。

総合的に効くゆえに注意を

さまざま症状に対応しているルルは、とっさの症状に強い味方です。
ですが、総合的に効くということはいろんな成分が配合されているということです。諸症状に特化しているタイプは、対応している成分が強いこともありますので、風邪薬とはいえ、お薬手帳に明記して飲み合わせに注意しましょう。処方される薬だけではなく、サプリやビタミン剤、そして市販の風邪薬などの情報を書いてあると、他の薬との飲み合わせで思わぬ副作用が出ることを防げます。
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