豆苗の栄養成分とは
via pixabay.com
スーパーなどでは根が付いたまま袋で売られている豆苗ですが、ひょろ長くて一見栄養があるように見えないかもしれません。豆苗は実はエンドウ豆の若菜で、エンドウ豆が持つ豊富な栄養成分を所有しています。豆苗は中華料理では高級食材として使用されているほど。特に、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。たとえばβカロテンはほうれん草の約6倍、ビタミンCはブロッコリーの2倍、食物繊維はじゃがいもの約2倍といわれています。またカルシウムを骨に定着させる作用があるビタミンKもたっぷり。また妊婦が積極的に摂取すべき葉酸も多く含有しています。
豆苗に含まれるビタミンに注目!
via www.pakutaso.com
豆苗に含まれる栄養素で特筆すべきはビタミンです。約50gの豆苗で大人が1食で摂るべきビタミンCとビタミンKを十分に摂取でき、あたビタミンAと葉酸をおおむね摂取できます。インフルエンザや風邪予防にもぴったりなので、健康維持には欠かせない食材といえるでしょう。また豆苗に含まれているβカロテンには抗酸化作用があるので、肌のアンチエイジング効果も期待できたり、ターンオーバーを促してくれたりもします。
妊婦におすすめな食べ方
via www.pakutaso.com
豆苗の栄養は熱で変化するといわれています。そこで、豆苗に含まれる葉酸をなるだけ摂取する場合は、サラダにするなど生のまま食べるのがベストだといわれています。ツナや大根などとも相性が良く、同じく葉酸が含まれるゆでたまごを添えて食べてもいいかもしれません。また、炒め物にするときは豆苗は火が通りやすいため、最後に入れるのが良いでしょう。豆苗は油を使って炒めることでβカロテンが吸収されやすい状態になり、豆苗独特の香りも引き立つためいっそう美味しくいただけます。
まとめ
安価でさまざまな栄養素を手軽に摂取することができる豆苗。根を水につければ、再収穫もできてしまい自宅で栽培することもできます。食べて美味しく栄養も取れて、育てる楽しみも味わえる豆苗は、生きる上で欠かせない食べ物になるでしょう。
11 件