長距離運転だからこそ計画をきちんと!
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実家への帰省など慣れた道のドライブでは、あらためて計画を立てることもないかもしれません。でも、慣れた道だからこそ所要時間や休憩場所、道路の混雑状況などを把握しておきましょう。そうすることによって余裕を持つことができます。車両トラブルなど、不測の事態が発生したときも落ち着いて対応できるように、ガソリン、エンジンオイルは適量か、冷却水のチェック、ファンベルトにたるみや損傷がないか、ラジエターのキャップがきちんとしまっているか、タイヤの溝と空気は適正か、バッテリーの電圧は適正か、いざとなったときの停止表示機材、発炎筒は準備されているかなど前もって点検しておきたいところです。
高速道路を走るときは
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特に高速道路を利用するときには注意が必要です。まず車間距離を充分取りましょう。時速100kmでドライブするときの必要な車間距離は約120mです。ETC搭載車の場合、料金所を通過するときは時速20km以下にし、前の車との車間距離をきちんと取りましょう。むやみな進路変更は、事故の原因になるので、なるべく控えるようにしましょう。さらに休息をとるのも大事です。一日中車を運転するのなら、午前と午後にまんべんなく休憩を取るのがベストです。2時間に1回のペースで疲れる前にきちんと休みましょう。
エコノミークラス症候群を防ぐには
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長時間ドライブで気を付けていただきたいのはエコノミークラス症候群です。飛行機だけの話ではありません。ずっと同じ姿勢で座っていて、立ち上がったら息苦しくなり倒れてしまうのがエコノミークラス症候群。長時間のドライブでも起こり得ます。エコノミークラス症候群は長時間の同じ姿勢が原因となり、太ももの付け根やひざの裏の静脈が圧迫されて血栓が出来るのです。この血栓が立ち上がった瞬間に肺に送り込られ、血管を詰まらせるのです。血液がドロドロの場合、血栓ができやすくなります。1時間にコップ一杯の水分補給を心がけましょう。また、30分に1回は足の運動をしましょう。座った状態でも、足の指、かかと、つま先は動かせます。
まとめ
今さらと思うことばかりかもしれませんが、車の事故は重大な結果につながることが多いものです。気を付けて、楽しいゴールデンウィークを過ごしましょう。無理は禁物です。休息をこまめに取ってください。安全にドライブを楽しみましょう。
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