2017年2月10日 更新

妊娠中に飲んではいけない薬まとめてみた【お薬手帳メモ】

胎児に悪影響を及ぼし奇形児になってしまうかもしれないという悪いイメージがあるため、妊娠中は薬の服用に気をつけている人も多いでしょう。しかし、実際には医者の処方のもとなら飲んでよい薬があるとのこと。まずは妊娠初期に飲んではいかない薬を把握することで、安心してマタニティライフを送りましょう。今回は、妊娠中に飲んではいけない薬を紹介します。

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妊娠初期の薬の影響

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まず、前提知識として把握しておくべきことは、「奇形児が生まれる確立は1%である」といわれていることです。しかし、薬の影響によって奇形が生じた場合はその確立が2%に増えます。妊娠4週間未満の場合はまだ胎児の器官などの形成が行われていないので妊婦さんが薬を飲んでも胎児にはほとんど影響しません。この時期は、まだ自分でも妊娠に気付いていないケースが多いのですが、4週間未満であれば影響はほぼゼロなので安心してください。妊娠4〜7週間に入ると、初期のなかでも最も薬の影響が大きく出てくる時期になります。無脳症の一部が左右に分離する等の神経系の奇形を引き起こす可能性があります。また、薬による影響よりも葉酸の接種不足により引き起こす可能性が高いので注意してください。さらに、8〜15週には重要な器官の形成は終わって末端器官の形成が行われるじきになります。この時期になると奇形の可能性は格段に減りますが、手足や目や鼻が小さくなったりします。16週目以降のいわゆる安定期には、薬の影響はほとんど受けなくなります。そうはいっても、過剰な薬により成長を妨げてしまう可能性があるので引き続き配慮するように心がけてましょう。

妊娠中に避けたほうが良い薬

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薬には、すべてにおいて副作用が無いものは存在しません。何かしらの化学物質で作られており、100%安全な薬は存在しないということを覚えておきましょう。風邪の症状でよく飲む機会の多い抗生物質は、胎児に毒性を持っていうるものが多いとされます。
代表的なものは、「塩酸ミノサイクリン」「ホスミシン」「クラビット」「ジェニナック」などが挙げられます。
妊婦さんがよく使用する薬である鎮痛剤でNGなものは、「ボルタレン」「インテバン」「ロキソニン」「モービック」などがいわれています。また、妊娠中に鎮痛剤を使用しなければならない場合は、「カロナール」を処方するようにしましょう。
さらに、妊娠中は高血圧になりやすいため降圧薬を服用することがあります。注意すべきなのは、「エースコール」「カプトプリル」「タナトリル」「オルメテック」などの薬になります。

飲んではいけない薬を飲んでしまった場合

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妊娠中に服用してはいけない薬を飲んでしまっても影響しない場合もあります。よく市販の薬には「妊娠中は服用しないでください」と明記してあるものが多いのですが、これは必ずしも胎児に悪影響を及ぼすという意味ではありません。薬自体は安全であっても、薬の服用と妊娠初期症状が重なることで薬の副作用が疑われるため記しているだけです。いずれにしても、妊娠中はデリケートなのでいつもより慎重になりましょう。
薬を服用しなければならない際は、薬剤師や医師に相談して正しい知識のもと接種するようにしましょう。その際、お薬手帳にメモをして何の薬をどのくらいの期間、どのくらいの量を処方したかを忘れずに書き留めてください。

妊娠中はより慎重に

絶対避けなければならない薬をのぞけば、妊婦でも飲んでも問題ない薬は意外とあります。口にするものは、正しい知識を身につけた上でしっかり選ぶ必要はありますが、それで神経を尖らせてネガティブになってしまっても良くありません。そのためには、医師に相談したりお薬手帳を使用して上手につきあっていきましょう。
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