2017年5月10日 更新

カリフラワー耳にならないために・・・耳のタコを治療するには

テレビでレスリングや柔道選手の耳を観ると、耳に大きなタコのようなものができていることはありませんか? これはカリフラワー耳といわれており、激しいスポーツの選手などによる外傷です。もしお子さんにこのような傷が見られたらどうすれば良いでしょうか? ここではカリフラワー耳の原因や注意点、対策をご紹介します。

38 view お気に入り 0

スポーツによる圧迫が原因

 (8847)

耳にできる大きなタコのようなものは、耳へ強い圧迫が繰り返されることによって起こる外傷です。正式名称は「耳介血腫」。軟骨に支えられた外側の耳の部分である耳介には、皮膚と軟骨の間の皮下組織が薄いため打撲などで簡単に内出血を起こしてしまう性質があります。この外部刺激が繰り返されると、皮下出血や軟骨膜下出血が生じ膜の間に血腫ができるのです。これはレスリングや柔道、相撲などの激しい格闘技をやる人に見られやすいものです。

「耳介血腫」の現れ方と治療法

 (8672)

「耳介血腫」の初期段階では、耳介の皮膚がふくれ上がります。軟らかく波動があり、内出血のような色の腫瘤が出現します。腫瘤は血性からだんだんと黄色の透明な液体に変化し、軽度のものは放置しておけば治ることもありますが、腫れが強い場合は、針で血液を抜いて治療をします。しかしこれも、処置の後耳介を圧迫しておかなければ再発してしまうのです。圧迫を防止するには耳介の両面に圧迫防止用のタンポンを当て、軟骨を通して糸でタンポンを縫い付けます。このような処置をしても繰り返し再発してしまう場合は、皮下組織が瘢痕化を起こしているので形成手術が必要にです。

ヘルメットでも「耳介血腫」になる

 (8848)

耳介血腫は柔道など耳をこすりつけたりする激しいスポーツをする人によく見られますが、耳を刺激するという点ではバイクに乗るときにかぶるヘルメットでも発症を引き起こす場合があります。ヘルメットをほぼ毎日かぶっているという人も多いはずなので、頭に合ったヘルメットを選び負担を最小限にしましょう。また耳介血腫が見られたら着用を控えてなるべく摩擦などで負担がかからないように対策することが大切です。

まとめ

スポーツなどの衝撃で耳に大きなタコのようなものができたら、耳介血腫を疑ってください。今回ご紹介したように安静にしていれば治ることもありますが、できれば治療をうけ再発を防ぐようにするのが理想です。時間が経ってしまうと形が固まってしまうので早めの治療を心がけましょう。
11 件

当社が提供する記事を閲覧した利用者側の解釈について、正確性、完全性、有益性、特定の目的への適合性まで責任を負うものではありません。また、この記事を閲覧した利用者が、記事内容を元に行った判断・行動、それに伴う結果を保証するものでもありません。利用者さまご自身の責任の下に、判断・行動をして頂くようお願い致します。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

夏までに美脚を目指して! O脚を矯正してすらっと美人になろう!

夏までに美脚を目指して! O脚を矯正してすらっと美人になろう!

気温も安定し、今年もまた夏がやってきます。この時期気になるのが露出が増えること。今までは着込んで隠せば気づかれなかったパーツも、ごまかしが効かなくなります。ここでは、美脚に近づくための注意点やO脚を改善する方法をご紹介します。
アトピー以外のアレルギーがどんどん増加している理由とは

アトピー以外のアレルギーがどんどん増加している理由とは

現代の日本人の約20%以上の人がなにかしらのアレルギーを持っており、現代病のひとつといわれています。しかし、アレルギーという言葉は知っていてもそのメカニズムを詳しく語れる人は少なく、よく理解されてないことも事実です。今回はアレルギーの症状とその対策である予防法をご紹介します。
身体の悲鳴?ストレスからくる過敏性腸症候群とは

身体の悲鳴?ストレスからくる過敏性腸症候群とは

お腹の痛みに下痢や便秘の症状が伴う病気を、過敏性症候群といいストレスで症状が悪化することから心身病とされています。過敏性腸症候群はストレスに対する身体からのSOSで悪化していき、心身症のひとつとされています。ここでは過敏性腸症候群について症状と原因、そして治療についてご紹介します。
高齢者だけじゃない!赤ちゃんにも注意したい「誤涎性肺炎」とは

高齢者だけじゃない!赤ちゃんにも注意したい「誤涎性肺炎」とは

「誤涎性肺炎」 という言葉を聞いたことがある人はあまり多くないかもしれません。飲み込んだ食べ物などが食道に誤って入り、その食べ物に付着した細菌が感染して起こる肺炎で、高齢者や赤ちゃんに多い病気とされています。ここでは「誤涎性肺炎」の症状や注意点などを見ていきます。
「小1の壁」、子どものストレスに気をつけて!連休後に不登校にさせないポイント

「小1の壁」、子どものストレスに気をつけて!連休後に不登校にさせないポイント

小学生になると、それまでの生活環境とまるっきり変わってしまい、子どもの不安は増加します。「小1の壁」とは小学生に上がったばかりの子供たちが新生活でストレスを受けることを指します。連休明けに子どもが不登校にならないように今回はポイントをまとめました。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スクヨカ編集部 スクヨカ編集部