2017年5月10日 更新

カリフラワー耳にならないために・・・耳のタコを治療するには

テレビでレスリングや柔道選手の耳を観ると、耳に大きなタコのようなものができていることはありませんか? これはカリフラワー耳といわれており、激しいスポーツの選手などによる外傷です。もしお子さんにこのような傷が見られたらどうすれば良いでしょうか? ここではカリフラワー耳の原因や注意点、対策をご紹介します。

スポーツによる圧迫が原因

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耳にできる大きなタコのようなものは、耳へ強い圧迫が繰り返されることによって起こる外傷です。正式名称は「耳介血腫」。軟骨に支えられた外側の耳の部分である耳介には、皮膚と軟骨の間の皮下組織が薄いため打撲などで簡単に内出血を起こしてしまう性質があります。この外部刺激が繰り返されると、皮下出血や軟骨膜下出血が生じ膜の間に血腫ができるのです。これはレスリングや柔道、相撲などの激しい格闘技をやる人に見られやすいものです。

「耳介血腫」の現れ方と治療法

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「耳介血腫」の初期段階では、耳介の皮膚がふくれ上がります。軟らかく波動があり、内出血のような色の腫瘤が出現します。腫瘤は血性からだんだんと黄色の透明な液体に変化し、軽度のものは放置しておけば治ることもありますが、腫れが強い場合は、針で血液を抜いて治療をします。しかしこれも、処置の後耳介を圧迫しておかなければ再発してしまうのです。圧迫を防止するには耳介の両面に圧迫防止用のタンポンを当て、軟骨を通して糸でタンポンを縫い付けます。このような処置をしても繰り返し再発してしまう場合は、皮下組織が瘢痕化を起こしているので形成手術が必要にです。

ヘルメットでも「耳介血腫」になる

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耳介血腫は柔道など耳をこすりつけたりする激しいスポーツをする人によく見られますが、耳を刺激するという点ではバイクに乗るときにかぶるヘルメットでも発症を引き起こす場合があります。ヘルメットをほぼ毎日かぶっているという人も多いはずなので、頭に合ったヘルメットを選び負担を最小限にしましょう。また耳介血腫が見られたら着用を控えてなるべく摩擦などで負担がかからないように対策することが大切です。

まとめ

スポーツなどの衝撃で耳に大きなタコのようなものができたら、耳介血腫を疑ってください。今回ご紹介したように安静にしていれば治ることもありますが、できれば治療をうけ再発を防ぐようにするのが理想です。時間が経ってしまうと形が固まってしまうので早めの治療を心がけましょう。
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スクヨカ編集部 スクヨカ編集部