2017年2月12日 更新

二日酔いに頭痛薬?危険な飲み方と選び方の注意点【お薬手帳メモ】

二日酔いといえば、有名な症状が頭痛です。二日酔いのときに頭痛薬を飲んで対応したことがある人もいることでしょう。しかしアルコールの残った状態でづ通訳を服用して、副作用などは無いのでしょうか。今回は二日酔いのメカニズムと、頭痛薬の成分などをまとめました。つらい二日酔いの際には参考にしてみてください。

3,315 view お気に入り 0

アセトアルデヒドと頭痛

Free photo: Despair, Alone, Being Alone - Free Image on Pixabay - 513528 (7277)

目が覚めて、ズキンズキンと頭が痛むとき前夜の飲み過ぎを後悔します。
しかし、なぜ二日酔いで頭痛が起こるのか、原因はまだはっきりとは特定されていません。ただ、仮説はあります。ひとつはアセトアルデヒドによるもの、という説です。お酒を飲むと、私たちの体内ではアルコールを分解しようとします。その過程で作られるのがアセトアルデヒドという成分です。それが体内に残ってしまうことで、二日酔いや頭痛を引き起こすといいます。
アセトアルデヒドは、排気ガスやたばこの煙にも含まれており、非常に毒性が強いのが特徴です。そのため普段の私たちの身体は、アセトアルデヒドを分解しようとします。しかしお酒を飲み過ぎると、私たちの身体のに備わっている分解能力以上のアルコールが溜まってしまい、結果、アセトアルデヒドが体内に残った状態になります。そこで覚えておきたいのが、コーヒーや紅茶に含まれるカフェインです。カフェインにはアセトアルデヒドを分解する作用があり、アセトアルデヒドが原因で頭痛が起きるときはぜひ試してみたいものです。

血管拡張作用と頭痛

Free photo: Morning, Coffee, Cup, Drink, Table - Free Image on Pixabay - 819362 (7278)

アルコールには、血管拡張作用があります。血管の拡張により、その周りの神経が刺激されるので、頭痛が起きるのです。これは、片頭痛と同じシステムです。この場合、頭痛を抑えるために適切な処置といえば冷やすことです。首から肩にかけて冷やすと、頭痛がおさまることが多いといわれています。またカフェインには、血管縮小作用があります。先ほどのアセトアルデヒドが原因で起こる頭痛同様、片頭痛タイプの二日酔いの頭痛には、コーヒーや緑茶などカフェインを含む飲み物を飲むのが効果的。

ただし、どんな頭痛でもカフェインを含む飲み物が良いかというと、そういうわけではありません。脱水症状が原因で起こる頭痛にはカフェインは逆効果なのです。アルコールの利尿作用によって脱水症状が生じ、頭痛を引き起こすことがありますが、その場合は水分補給が必要です。カフェインにも利尿作用がありますので、カフェインを含む飲み物で水分を補給しようとしてはいけません。

二日酔いを治すには、アルコールを分解させるか、アルコールそのものを体外に出しましょう。

二日酔いと頭痛薬

 (5836)

しかし、アルコールを分解されるのを悠長に待っていられないときもあります。そんなときは、薬局やドラッグストアなどで市販されている頭痛薬に頼ることもあるでしょう。注意しておきたいのは、頭痛薬といってもさまざまな種類があるということです。
まずは、普段から自分にとって効果のある頭痛薬を知っておきましょう。

頭痛薬に配合されている成分は大きく分けて三種類あります。もともと医薬品だったイブプロフェンは、鎮痛作用と抗炎症作用が強いのが特徴です。市販薬では「イブ」、「エコルネ」、「フェリア」がそれにあたります。
また、アセトアミノフェンが含まれる頭痛薬は、代表的な解熱鎮痛剤で、作用は比較的マイルドです。これは脳の神経興奮をゆるやかに抑制し、抗炎症作用はほぼありません。アセトアミノフェンは次で紹介するアスピリンよりも穏やかな効き目で、胃腸障害を起こしづらいといわれています。市販薬では、「ノーシン」、「ハッキリエース」、「タイレノール」などです。
次にアスピリンですが、アスピリンには、プロスタグランジンという物質が作られるのを抑制する働きがあります。このプロスタグランジンこそ、体の痛みを強めるのですが、アスピリンはそんな痛みを押さえてくれる役割を担います。一方で、アスピリンには血液が固まるのを防ぐ作用があるので注意が必要です。出血しやすい人や持病を持っている人は、お薬手帳にその旨をしっかり記入し、医師や薬剤師に相談してから購入するようにしましょう。市販薬では「バファリンA」、「ケロリン」などです。

頭痛薬を飲む時は注意しましょう

頭痛薬は一時的な痛みを抑えてくれますが、原因の治療をしてくれるわけではありません。さらに、多くの頭痛薬には但し書きとして、「服用前後は、飲酒しないでください」とあります。薬とお酒の飲み合わせが良くないのは周知の事実です。まずはアルコールを体内から完全に抜いてから、頭痛薬を飲みましょう。頭痛薬を飲む際も、お薬手帳に明記することを忘れないようにしてください。
11 件

当社が提供する記事を閲覧した利用者側の解釈について、正確性、完全性、有益性、特定の目的への適合性まで責任を負うものではありません。また、この記事を閲覧した利用者が、記事内容を元に行った判断・行動、それに伴う結果を保証するものでもありません。利用者さまご自身の責任の下に、判断・行動をして頂くようお願い致します。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

夏前まで注意!子どもの「水ぼうそう」、薬を飲む時の注意点は?【お薬手帳メモ】

夏前まで注意!子どもの「水ぼうそう」、薬を飲む時の注意点は?【お薬手帳メモ】

全身にかゆみを伴うブツブツが広がる水ぼうそう。小さい子供に流行しやすく、子供のころにかかったという経験を持つ人も多いのではないでしょうか。水ぼうそうはまれに重症化し命に関わるケースもあるので、早めに気付き治療してあげることが重要です。今回は、子供が水ぼうそうにかかったときに注意したい薬の飲み方についてご紹介します。
20代も麻しん(はしか)に要注意!発症者の38%も!?【お薬手帳メモ】

20代も麻しん(はしか)に要注意!発症者の38%も!?【お薬手帳メモ】

一般的にはしかと呼ばれますが、正式には「麻しん」。麻しんは高熱が出たり、全身に発疹が出たりするウイルス性の感染症です。特に、小さい子どもにとっては重症度の高い病気で予防の重要です。今回は麻しん(はしか)の予防接種の必要性や、その症状などを調べました。
意外と知らない「ハンノキ花粉症」、実は食べてはいけないものが!【お薬手帳メモ】

意外と知らない「ハンノキ花粉症」、実は食べてはいけないものが!【お薬手帳メモ】

花粉症と聞くと一般的にスギやヒノキが有名ですが、特に花粉がアレルギー症状をを引き起こす植物はスギだけに限りません。知名度はそれほどでもありませんが、1月から6月頃まで全国的に飛散するカバノキ科のハンノキもアレルギーの原因となります。今回はハンノキ花粉症の詳しい症状や特徴、さらに、ハンノキ花粉症の人が食べると危険な症状になる食べ物について調べてみました。症状について知り、発覚したら、注意点とともにお薬手帳に記載しましょう。
スクヨカ編集部 | 19,873 view
意外と知らない「RSウイルス」の怖さ・・・乳児は特に注意が必要!【お薬手帳メモ】

意外と知らない「RSウイルス」の怖さ・・・乳児は特に注意が必要!【お薬手帳メモ】

「RSウイルス」はインフルエンザウイルスのようにワクチンがなく事前に予防接種などで対策することができないウイルスです。呼吸器系に感染し、2歳頃までにほぼ100%の子供がかかります。また、1度かかっても小さな子供は免疫が十分にできていないので何度もかかってしまうのが特徴です。今回は、「RSウイルス」の症状と治療法をご紹介します。
妊娠中に飲んではいけない薬まとめてみた【お薬手帳メモ】

妊娠中に飲んではいけない薬まとめてみた【お薬手帳メモ】

胎児に悪影響を及ぼし奇形児になってしまうかもしれないという悪いイメージがあるため、妊娠中は薬の服用に気をつけている人も多いでしょう。しかし、実際には医者の処方のもとなら飲んでよい薬があるとのこと。まずは妊娠初期に飲んではいかない薬を把握することで、安心してマタニティライフを送りましょう。今回は、妊娠中に飲んではいけない薬を紹介します。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スクヨカ編集部 スクヨカ編集部