心配事やストレスが原因の場合
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不安なことやストレスを抱えていると、自律神経が乱れてしまい脳も身体も休む状態ではなくなってしまいます。「交感神経」と「副交感神経」からなる自律神経は、就寝時には心身をリラックスさせる「副交感神経」を働かせる必要がありますが、ストレスによりアドレナリンが大量に分泌されることによって、興奮状態に陥るのです。この状態は睡眠時も継続して起こっているため、眠ろうにも眠れないという状況になってしまいます。
不規則な生活が原因の場合
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日によって起床時間や就寝時間が異なったり、食事を取る時間が不規則など、生活のリズムが乱れることも同じく睡眠に悪影響を与えるといわれています。最近では若者の不眠の原因に、深夜まで続く仕事や夜遊びが原因で、体内時計が狂い昼夜逆転したサイクルになっていることがあります。また寝る直前までゲームやスマホなどをいじっていると、睡眠状態に入りにくい状況を作ってしまいます。これら生活習慣の乱れは意識的に気をつければ解決できることなので、気をつけましょう。
運動不足が原因の場合
1日中歩いたり、少しでも運動をした日はいつの間にか眠りに落ちてしまったという経験はありませんか? 一般的に夕方から夜にかけての時間帯に体温が急激に下がると、寝つきがよくなるといわれています。事前に体温を高めておき、その後の体温との落差を大きくすることでより眠気を強くさせることができます。体温を高めるためには日中に活発的に活動することが望ましく、平日は仕事で難しいという方も、休日は家でダラダラするのではなくウインドーショッピングやスポーツなど活動的に過ごすことがオススメです。平日も常にエアコンの効いたオフィスにいることで体温がずっと下がったままでいると、夜にスムーズに睡眠に入ることが難しくなるので、たとえば通勤の中に歩きを入れるなど、少しの運動を取り入れてみてください。
まとめ
眠れないという状態が続くと、やがて不眠症やうつ病に病状が深刻化する場合もあります。そうなる前に原因をつきとめ安眠できるよう、生活スタイルを見直してみましょう。質の高い睡眠は健康を維持するのに必要不可欠であり、楽しく快適な人生を過ごすためにも重要なものなのです。
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