2016年11月25日 更新

命を守るスマホの機能「メディカルID」を活用しよう!【iPhone限定】

「メディカルID」をご存知ですか?iPhoneに標準で備わっている機能ですが、あまり皆さんに浸透しているものではないように見えます。しかしこのメディカルID、もしかしたらあなたの命を救うかもしれない、重要な機能なのです。今回はそんなメディカルIDの機能と効果的な使い方、デメリットまでをご紹介します。

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メディカルIDとは?

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iOS8以降で搭載された「ヘルスケア」の機能の一つです。もちろん最新のiOS10でも利用できます。
このメディカルID、どういったものかというと自分の生年月日、血液型、健康状態や病歴、緊急時の連絡先などを登録しておくことで万が一の場合に医療関係者などへ伝達することのできるというものです。機能といっても実際には「登録情報の参照画面」です。
※ ここではメディカルIDの一般的な機能や登録操作については割愛します。

なぜメディカルIDが大切なのか?

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それはこのメディカルIDに登録した情報は「iPhoneがロックされていても見ることができる」ということです。パスコード解除後ではなく、ロック画面からそのままメディカルIDに登録した情報が、誰でも表示可能なのです。
例えば交通事故や不意の病気などで、自分の意識がない場合を想像してください。
路上で倒れたあなたを介抱する通行人や、救急隊員は必死にあなたの情報を探します。名前、住所、血液型、何の病気を持っているか、家族へ連絡するための電話番号は…など。手荷物に名刺や免許証などを持っていれば、勤務先や家族への連絡が可能となることも多いでしょう。でも、勤務先の人はあなたのアレルギーや既往症、服用している薬などは普通は知りません。家族であればある程度は把握していると思いますが、それでも昨日病院に行ったかどうか、今何の薬を服用しているか、ストレスや悩みがあったかどうか、そこまではわからないでしょう。一刻を争うときに医療従事者がそれらの情報を迅速に、かつ正確に把握できれば適切な処置をスムーズに行うこともできるはず。まさに命を守るためのツールであり、利用しない手はありません。

メディカルIDの登録例ー筆者の使い方

ここで筆者のメディカルIDの登録例をご紹介したいと思います。なお、これは個人的な意見です。メディカルIDはご自身の情報を何らロックなしに公開することになります(後述)ので、ご判断は自己責任にてお願いします。
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■名前欄に健康保険証の情報を登録する

健康保険証の番号は個人識別のための手がかりとなります。いつも健康保険証を持ち歩いている方ばかりではないと思いますので、自分の名前と一緒に登録しておくと有事には効果的と考えます。

■医療メモ欄は3行で必要情報を詰めこむ

ご自分で登録してみるとわかりますが、医療メモ欄は入力時は何行でも登録できるのですが、メディカルIDを表示した場合には最初の3行しか表示できません(iPhone6で検証)。スクロールもできないので4行目以降はメディカルIDの画面では見ることができません。ですので伝えたい情報を「3行」にシンプルにまとめて登録するようにしてください。

■使用中の薬は市販薬と処方薬の両方を書く

使用中の薬欄は、何も病院から処方された薬だけを登録する欄ではありません。
市販の鎮痛剤やサプリメント、ある程度常用しているものはきちんと登録しておくことで薬の相性・飲み合わせの副作用や過剰服用などを回避することができるはずです。

しかしデメリットも…利用には注意を。

このように命を守るメディカルIDの機能ですが、実は別な見方をした場合に大きなリスクも伴います。それは「個人情報および機微情報の漏洩」です。
前述のようにメディカルIDはその存在を知っている人であればパスコード解除なしに誰でも見ることが可能な画面です。そこに書いてある情報を悪用することもできてしまいます。過度に情報が登録されていれば万が一悪用された場合の影響も大きいものになるかもしれません。
予測できない有事の際に自分の状態を正しく伝えられるというメリットと、iPhoneを紛失したときには自分の情報が漏洩するかもしれないというデメリット。どうバランスをとるかは個々人の判断となりますが、リスクを正しく理解した上でメリットを活用できるように考えたいと思います。
読者の皆様で、他にメディカルIDのいい活用方法や、自分はこう使っているというご意見あれば、是非教えてください。
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また現在はまだまだこのメディカルIDの認知度は低いと思われ、せっかく登録していても肝心の医療従事者側が知らない、ということも多いのが現状のようです。せっかくの機能ですので、少しづつでも一般的に認知度が上がり、情報登録と活用が進むことを期待したいと思います。
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KEI KEI