2017年6月15日 更新

アトピー以外のアレルギーがどんどん増加している理由とは

現代の日本人の約20%以上の人がなにかしらのアレルギーを持っており、現代病のひとつといわれています。しかし、アレルギーという言葉は知っていてもそのメカニズムを詳しく語れる人は少なく、よく理解されてないことも事実です。今回はアレルギーの症状とその対策である予防法をご紹介します。

27 view お気に入り 0

アレルギーとはなにか

Free photo: Allergy, Medical, Allergic - Free Image on Pixabay - 1738191 (8747)

外部から体内に侵入する細菌やウイルスなどの異物を攻撃し、戦うしくみを免疫といいます。これは私たちの身体に本来生まれつき備わっているものです。抗原が体内に入ると、身体は対抗物質を作って抗原を排除しようはたらきます。しかし抗原の二度目以降の侵入に対しても免疫が過剰に働いてしまった結果、悪いことを引き起こしているのがアレルギーです。アレルギーとはいえ種類や症状はさまざまです。アレルギーの種類は、IgE抗体によって引き起こされるI型から、Ⅳ型まで4種類に分けることができ、免疫機構や抗体の種類にともない発症する病気も異なります。

おもなアレルギーと治療法

Free photo: Allergy, Cold, Disease, Flu, Girl - Free Image on Pixabay - 18656 (8748)

アレルギー疾患のなかで、特に悩んでいる方が多いものを見ていきます。一つ目は、乳幼児の間でここ20〜30年の間に増えている「アトピー性皮膚炎」です。以前は、ある一定の年齢に達すると症状が緩和することが多かったのですが、近年では成人になってからの発症や、症状の悪化も多く見られるようになっています。治療にはステロイド外用薬がよく用いられます。二つ目は、気管支ぜん息です。低年齢層だけでなく成人の患者も増えており、運動やストレスがぜん息を引き起こす原因となります。病気の初期段階から吸入ステロイド薬で治療するのが有効といわれています。三つ目は、花粉やハウスダストが抗原となる、アレルギー性鼻炎です。治療では抗ヒスタミン薬やステロイド薬が使用されます。

増え続けているアレルギー疾患

 (8857)

日本人の生活環境が大きく変わったことにより、アトピーや花粉症、気管支ぜんそくなどのアレルギーで悩む人は増えました。洋食がベースとなり住宅も高層の建物など密閉性の高い建物へと変化したためです。またダニの増加やタバコ、食品添加物などもアレルギーになりやすい状態を引き起こします。アレルギーは体質にも関わり完治が難しいといわれていますが、原因となり得る抗原を避けることで症状を軽減することができます。規則正しい生活やバランスの良い食生活が症状を軽くするように意識してみましょう。

まとめ

アレルギーは完治はできなくても、症状を軽くしたり日常生活に支障がない程度までは改善することができます。症状に対する対処法をきちんと理解して、自分にあった対策をしていくのが理想です。
11 件

当社が提供する記事を閲覧した利用者側の解釈について、正確性、完全性、有益性、特定の目的への適合性まで責任を負うものではありません。また、この記事を閲覧した利用者が、記事内容を元に行った判断・行動、それに伴う結果を保証するものでもありません。利用者さまご自身の責任の下に、判断・行動をして頂くようお願い致します。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

「小1の壁」、子どものストレスに気をつけて!連休後に不登校にさせないポイント

「小1の壁」、子どものストレスに気をつけて!連休後に不登校にさせないポイント

小学生になると、それまでの生活環境とまるっきり変わってしまい、子どもの不安は増加します。「小1の壁」とは小学生に上がったばかりの子供たちが新生活でストレスを受けることを指します。連休明けに子どもが不登校にならないように今回はポイントをまとめました。
飛行機、車、バスでもなり得る!? 「エコノミー症候群」の症状と予防策

飛行機、車、バスでもなり得る!? 「エコノミー症候群」の症状と予防策

よく耳にする機会も多い「エコノミー症候群」は、その名の通り、狭い空間に同じ体勢で長時間過ごした時に生じやすいことからいわれています。夏休み目前、乗り物に長時間乗って出かける機会も増えるので気をつける必要がありますよね。特に車では渋滞などにハマると同じ姿勢で何時間も、なんてことも避けられないかもしれません。今回は、その症状と予防策についてご紹介します。
夏までに美脚を目指して! O脚を矯正してすらっと美人になろう!

夏までに美脚を目指して! O脚を矯正してすらっと美人になろう!

気温も安定し、今年もまた夏がやってきます。この時期気になるのが露出が増えること。今までは着込んで隠せば気づかれなかったパーツも、ごまかしが効かなくなります。ここでは、美脚に近づくための注意点やO脚を改善する方法をご紹介します。
身体の悲鳴?ストレスからくる過敏性腸症候群とは

身体の悲鳴?ストレスからくる過敏性腸症候群とは

お腹の痛みに下痢や便秘の症状が伴う病気を、過敏性症候群といいストレスで症状が悪化することから心身病とされています。過敏性腸症候群はストレスに対する身体からのSOSで悪化していき、心身症のひとつとされています。ここでは過敏性腸症候群について症状と原因、そして治療についてご紹介します。
高齢者だけじゃない!赤ちゃんにも注意したい「誤涎性肺炎」とは

高齢者だけじゃない!赤ちゃんにも注意したい「誤涎性肺炎」とは

「誤涎性肺炎」 という言葉を聞いたことがある人はあまり多くないかもしれません。飲み込んだ食べ物などが食道に誤って入り、その食べ物に付着した細菌が感染して起こる肺炎で、高齢者や赤ちゃんに多い病気とされています。ここでは「誤涎性肺炎」の症状や注意点などを見ていきます。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スクヨカ編集部 スクヨカ編集部