2017年5月19日 更新

暖かくなると増える食中毒を避けるために―原因と注意点

季節が春めいてきて、いよいよ梅雨を目前にしています。梅雨どきから夏にかけては、細菌の増殖が活発になり食中毒に気をつけなければいけません。もっとも注意すべきなのが、牛肉に付着している「腸管出血性大腸菌」や「カンピロバクター」というもので特に子供や高齢者は避けましょう。ここでは食中毒の原因と注意点をレクチャーします。

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食中毒の原因

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食中毒は夏に多い印象がありますが、通年発生しているものなのです。食中毒を引き起こす原因とは、細菌、ウイルス、自然毒。なかでも高温多湿の環境を好む腸管出血性大腸菌などの細菌による食中毒はこの時期に増殖が活発化しいまの時期に注意すべき細菌です。逆に気温が低下する冬は、食中毒は減るものの、ウイルスによる食中毒が発生しやすくなります。また、自然毒とはキノコや野草、ふぐなどが体内にもつ毒成分です。自然毒による食中毒の発生確率はあまり高くありませんが、毎年発生しています。

カンピロバクターや腸管出血性大腸菌の食中毒対策

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腸管出血性大腸菌やカンピロバクターにはこれからの梅雨の時期以降気をつけましょう。カンピロバクターは鶏や牛肉の腸にいる細菌で、たった少量でも感染すると発熱や腹痛に見舞われます。一方、腸管出血性大腸菌も、カンピロバクターと同様に少量で感染し嘔吐や発熱の症状が現れるのが特徴です。これらは家畜の腸にいる細菌のため肉に付着する菌を根絶するのは困難なのですが、熱に弱い性質を持っているため加熱することにより食中毒を防ぐことができます。食中毒は生肉や加熱が不十分な料理が原因となることが多いので、肉の内部の温度が75度の状態で1分間加熱するなど食べ方に注意するようにしましょう。

食中毒の三原則

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家庭でも食中毒は起こます。そのため、そのような細菌やウイルスを「つけない」、「ふやさない」、「やっつける」の三原則を実践しましょう。まず食材を買うときは、消費期限をチェックして、肉や魚の生ものは最後にかごに入れるようにします。帰宅したら生鮮食品はすぐ冷蔵庫へ。料理をするときは、生肉や魚を触ったら手を洗ったり、それらを切った包丁やまな板なども熱湯消毒したりするようににしましょう。これらを意識するだけでも、食中毒を防ぐことができます。

まとめ

これからの時期に本格化する食中毒。食材の食べ方や扱い方さえきちんと気をつけていれば、食中毒を防ぐことができます。食品をおいしく安全に食べるためにしっかりポイントを理解して、暮らしのなかで役立ててください。
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スクヨカ編集部 スクヨカ編集部