2016年12月27日 更新

のど飴はアメ?風邪薬と併用してはいけないものが・・・!【お薬手帳メモ】

風邪が流行する季節なると、熱はないけれど、のどに違和感を感じてイガイガするということもあります。そんなときはドラッグストアやコンビニでのど飴を買って、のどの痛みを和らげているという方もいることでしょう。しかしのど飴とは、薬でしょうか、それとも飴? 実はのど飴と併用できない風邪薬もあるのです。今回はのど飴と風邪薬の関係性について解説いたします。

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風邪薬と併用できないのど飴とは?

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のど飴は、大きく分けて二種類に分類されるということはご存知でしょうか。医薬品と、医薬品ではなく食品として売られているものです。

医薬品とは、文字通り、薬としての効果が認められているものです。喉のイガイガなどに効果を発揮する、有効成分がのど飴に配合されています。一方、食品として販売されているのど飴にはそういった効果はありませんが、唾液の分泌を促し口の中の乾燥を防ぐことでウィルスの増殖を抑えることが期待できます。

医薬品として販売されているのど飴に有名な浅田飴がありますが、浅田飴には、「浅田飴」と「浅田飴せきどめ」があります。
「浅田飴」には、キキョウ根とトコンとマオウとニンジンが有効成分として含まれ、「浅田飴せきどめ」には、dl-メチルエフェドリン塩酸塩とクレゾールスルホン酸カリウムと、セチルピリジニウム塩化物水和物が含まれています。しかし実はどちらの浅田飴にも「ほかの鎮咳去痰薬、かぜ薬、鎮静薬と併用しないでください。」と明記されているのです。

というのも「浅田飴せきどめ」に含まれる「dl-メチルエフェドリン塩酸塩」はおもな風邪薬に含まれている成分だからです。
さらに「浅田飴」に含まれている「マオウ」の主成分もエフェドリンと呼ばれる物質です。このため、「浅田飴」も「浅田飴せきどめ」も風邪薬と併用するとエフェドリンの過剰摂取になってしまいます。同じように、たとえば「ルルメディカルドロップ」という製品にもdl-メチルエフェドリンが含まれています。

のど飴のどんな成分に注意したらいい?

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それでは、のど飴に含まれるどのような成分に注意したらいいのでしょうか。

まず、パッケージをよく見ることから始めましょう。医薬品に分類されるトローチやのど飴で「せきどめ」と書かれているものなどには注意が必要です。先述した「浅田飴」のように、「dl-メチルエフェドリン塩酸塩」を含むものは風邪薬と併用できません。また、鎮咳成分や抗ヒスタミン剤を含むのど飴も風邪薬とは併用できません。

では逆にどのような成分なら、風邪薬と併用しても問題がないのでしょうか。
たとえば、「ヴィックスメディケイドドロップ」は指定医薬部外品ですが、「CPC」という成分が配合されています。これには殺菌作用があり、そのことでのどの違和感を和らげる効果が期待できます。この「CPC」は風邪薬やせきどめと併用できます。抗炎症成分の「アズレンスルホン酸ナトリウム」、「グリチルリチン酸二カリウム」、「塩化リゾチーム」、「殺菌成分のセチルピリジニウム塩化物」、「生薬のキキョウ」のみを含むのど飴も風邪薬と併用できます。

のど飴を買う時にそこまで意識することはあまりないと思われますが、風邪などの症状が酷く、風邪薬を服用するような状況においてはのど飴の成分にもちょっと注意が必要です。

医師や薬剤師にはのど飴を舐めていることを伝えましょう

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風邪かな、と思いながらのど飴を舐めていて、いよいよ症状が悪化した際に診察を受けることはめずらしいことではないでしょう。ただその場合も、有効成分の過剰な摂取を防ぐために、きちんとどのようなのど飴を舐めていたか医師や薬剤師に伝えることが大切です。診察の際は熱などで、伝え忘れることもあるかもしれないので、あらかじめお薬手帳に記入しておくと安心です。飴の種類や商品名をしっかり記入し、伝え忘れを防止しましょう。

おくすり手帳にメモしましょう

今回はのど飴と風邪薬の関係性をご説明しました。サプリメントやのど飴など、普段あまり薬として意識することを忘れてしまいがちですが、併用することで意外な副作用が出ることもあります。きちんとお薬手帳に記入する習慣をつけて対策をしたいものです。
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スクヨカ編集部 スクヨカ編集部