2016年11月30日 更新

活用しないのはもったいない!お薬手帳の4つのメリットを解説

「お薬手帳」という名前を一度は聞いたり、薬局でもらったりしたことある方、多いのではないでしょうか。しかし、正しい使い方や使うことのメリットなど、詳しく調べたりしたことありますか?お薬手帳を使用することは、ご自身の体、健康を守ることでもあるのです。ここでは、お薬手帳を使うことのメリットをご紹介します。

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メリット1:薬を誤って重複処方される危険性がなくなる

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普段から薬を飲んでいる方でも、ご自身が飲んでいる薬をすぐに答えられる方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。「高血圧だから、血圧の赤い薬を1日1回飲んでいます」等、色や飲む回数は覚えていても、正確な薬の名前まではなかなか覚えていらっしゃらないのでしょうか。
さらに、薬の名前を覚えていたとしても、薬の製品名と成分名は別のため、違う名前であっても効果が同じなものであったり、成分が似ているものがあります。そのため、薬の名前を覚えていたら重複処方は自分で避けられる、というわけではないのです。医師に薬の名前を伝えて初めて、処方が重複しない様に確認してもらえるのです。
お薬手帳を使っていれば、医師にお薬手帳を見せるだけで、正確に自分が飲んでいる薬の情報を伝えることができ、重複処方を防ぐことができるのです。
また、事情によりいつもと違う病院に行かなければならない、というときも、お薬手帳を見せるだけで、普段飲んでいる薬と飲み合わせの悪い薬を処方されたりするのを防ぐこともできます。

メリット2:飲んでいる薬の情報を正しく伝えることができる

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自分が飲んでいる薬の名前はきちんと覚えられる、という方もいらっしゃるかも知れません。しかし、薬の名前は普段聞き慣れない様なものばかりなので、覚えたつもりでもちょっと間違っていたり、うろ覚えになってしまうのではないでしょうか。
最近ではジェネリック医薬品も増え、同じ成分でも名前が違う、違う成分なのに名前が似ている、という様なこともあります。
お薬手帳に薬の名前、投与量を記載することで、薬の取り間違え等も防ぐことができるのです。

メリット3:過去に現れた副作用、アレルギーを防ぐことができる

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お薬手帳には飲んでいる薬の名前、投与量の他に、過去のアレルギー歴、副作用歴を記載できる欄があります。アレルギーや副作用は個人差があるので、誰でもでると言うわけではないため、自分はこの薬を飲んだらアレルギーが出た、と医師に伝える必要があるのです。
お薬手帳に発症したアレルギー症状や副作用が出た薬を記録しておくことで、同じ成分、似たような成分の薬の処方を避けてもらうことができます。

メリット4:何かあった際にカルテ代わりになる

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東日本大震災で実際にあったこととして、震災の被害で普段通っていた医療機関が停電などでマヒし薬を処方できなかったということがあります。しかし、お薬手帳を使用し一緒に持っていた被災者は、それを見せることで機能している別な医療機関から普段服用している薬を正しく処方してもらうことができました。。
災害などの緊急時はもちろんですが、長期旅行中に薬がきれてしまった、という様な時も、お薬手帳を持っていれば、普段通っていない医療機関でも安心して薬を処方してもらえるのです。
医療者はお薬手帳に書かれている情報を基に、その人の病気をある程度推測することが可能です。緊急時はもちろん、飛行機に乗っている最中など、すぐに病院に運ぶことができない、というときに体調が悪化しても、その場に医師がいればお薬手帳を確認してもらうだけで自分の病態を限定的でも正確に伝えることができるのです。いわばカルテの様な役割を果たすことにもなるのです。

自身の体と健康を守るためにお薬手帳を活用しましょう

お薬手帳はただ、服用している薬の名前と投与量を記録するだけではありません。メリットを理解し、正しく活用することで、自身の体と健康を守ることができ、さらに緊急時にも大いに役に立ちます。
改めてお薬手帳の使い方を理解し、積極的に活用しましょう。
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